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国語

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国語関係のことをざっくばらんにまとめました。
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#小学校

かさこじぞう

 東京書籍の二年生の国語の教科書をに載っている「かさこじぞう。」昔話として有名なお話です。たいそう貧乏なじいさまとばあさまが正月を過ごすのに何もない。家にあったすげで5つのかさを作り売りに行くが、売れない。帰りに見つけた6体の地蔵にかさをつけてあげる。最後の一体にはじいさまが自分のつけていた手拭いをつけてあげる。家に帰り、ばあさまにその話をし、ばあさまもその行為を褒める。そして、その夜はお湯と野菜の葉っぱを噛んで床につく。その夜、地蔵が食べ物を持って恩返しをしにきて、じいさま

読み聞かせ!

一年生の時間潰し何しよって話  一年生ってやること多いけど、できること少ないから一日一つのことをすると隙間時間が大量にできる。けど、歌歌ったり、手遊びしたり、、、 そんなの得意じゃないよって人結構いると思います。 そんな人のために読み聞かせ! 一年生に読むのにピッタシなのがネズミくんシリーズ 話も簡単、どの子も興味を持って聞いてくれる しかも、短時間でちょうどいい長さで読めます。 国語的な話をしたら反復のお話なので、 次にどんな生き物が出てくるかな? 次はどうなるかな?

ひらがな指導 カナ文字指導の原則

どの文字から教えるか文字の習得の過程は、同時に日本語の音声(音節)を極めて実際的な形で習得していく過程であるということになります。なぜなら、音声を意識して聞き取ったり、作ることができなければ、それにあてられる文字を教えるわけにはいかないからです。 音節の最も単純なものは、「あ・い・う・え・お」です。ですから、方言を考えなければ、ア行音は、子供にとって最もわかりやすい音節で、このア行音を表す「アイウエオ」から教えるのは最も自然なこと。 指導手順 イ 「あ」を頭音とする単語

ひらがなを教えるにあたって大切なこと1

ひらがな指導の柱1.ことばとは本来「体ぐるみとしてのことば」である。 2.「読む・書く」のみに集中せず「話す・聞く」活動を大切にする。 3.人間関係を重視することを生活の基本とする。 4.教師が柔らかい しなやかな心を持てたとき授業が変わる。 5.授業は子どもも教師も一つに繋がったとき、心地よいものに感じ合える。 6.今、目の前にいる子どもの現実はどうなっているのかーそれを見極めて授業を創る。 7.文字を教えるだけでなく 子供にとって大切なことを教えていく。 8.全身的な経験

Active Book Dialogue 〜国語に新しい読み方の提案〜

 みなさん、Active Book Dialogue ってご存じでしょうか。誰もが参加できる超参加型読書と言われるほど、まさにアクティブに本を読む活動です。2013年に「人を伸ばす力・内発と自立のススメ」(エドワード・デシ著)の読書会から始まりました。  今日は、このABDを使ってした4年生の国語の紹介をできたらと思います。 アクティブブックダイアローグのメリット・短時間で読める。 ・サマリーが残る ・記憶の定着 ・深い気づきと創発 ・個人の多面的成長 ・共通言語 ・コミュ

一読総合法① 国語の教え方に提案を!

noteをはじめるときに何を書こうか考えたときにICTと一読総合法でした。 なので、力入れて書いていきます。通勤時間に読める程度の文章にしていきますので、読んでいただけたらと思います。 今考えているのは、 ①一読総合法とは ②一読総合法をして子どもがどう変わったのか ③一読総合法のやり方 題名読み ④一読総合法のやり方 ひとり読み ⑤一読総合法のやり方 書き込み・書き出し ⑥ 一読総合法のやり方 話し合い ⑦一読総合法のやり方 まとめ ぐらいで紹介しようと思います。少しで

○○をそなえた五万年前の人々 9時間目

いよいよラスト! 立ち止まり9の内容は、 なによりもすばらしいのは、彼らが死者に野の花をそなえた事実が分かったことである。(原文まま) ・ソレッキ教授がグーラン夫人に依頼して、花粉を発見。 ・ネアンデルタール人が、きんぽうげ・たちあおいなど、野の花を死者の周りや、その上にうずたかく積んでそなえたこと。 27段落 私たちは、五万年前の人々といえば、荒々しく、乱暴な人たちだと思っていた。しかし、彼らは仲間同士をいたわり合い、死者に野の花をささげるような優しい心を持っていたのである

○○をそなえた五万年前の人々 8時間目

8時間目と9時間目の立ち止まりは、第三章。まとめに入ってきます。 ・○○の中には何が入るのか。 ・幼児の骨がなぜ、頭から下が粉々にいたのか。 たくさんの疑問を持ちながら子どもたちは、読み進めてきました。 ここからどんどん解き明かされていきます。 立ち止まりの内容は、 長老をはじめ、子どもたちの死は、洞窟の落盤事故であったこと。 仲間たちは、死者を洞窟の中に葬ったということ。 そして、その死者のそばに、狩りでとった野生のヤギをそなえた。 そして、何より素晴らしいのは、・・・

○○をそなえた五万年前の人々 7時間目

前回の授業では、前歯がすり減っている理由をソレッキ教授になりきって、予想してもらいました。 立ち止まり7で書かれいてる内容は、 右腕がない代わりに歯でなんでもしたということ。 他の人たちが狩りに行っている間、火の番をしていたこと。 仲間たちの毛皮の服の繕いや、石や木の骨で作った道具の修理などをしていた。 だからこそ、周りのネアンデルタール人たちからも、大事な仲間として認められ、大長老になるくらいまで長生きできた この単元の授業をしていて今後取り入れたいことが一つ。 簡

○○をそなえた五万年前の人々6時間目

さて、いよいよ終わりに近づいてきました。 立ち止まり6は 右腕と左目のないネアンデルタール人が幼児の骨の近くで見つかったこと。その前歯がすっかりとすり減っていたこと。はたまた、40歳くらい(現代人で言う80から90歳くらい)の大長老がどうして長生きできたのだろうかという内容です。「ソレッキ教授は、前歯がすり減っていることからこう考えた。」で終わっています。 話し合いの柱は、「ソレッキ教授はなんと予想したか。」です。 右腕、左目のない(いわゆる障がいのある原始人)がなぜここま

○○をそなえた五万年前の人々 5時間目

今日のお話は、ネアンデルタール人と現代人の違いについてでした。 現代人よりも、体ががっしりしていることや、おとがいと言われる骨が発達していないこと。 目の上の骨が膨らんでいることなどなど、 説明文の構成が 物語→説明文→物語→説明文 という挟み込みであることを指導しました。今日の立ち止まりは、あっさり簡単だったので、こんな授業をしました。 班の形になって、 このお話では、この順番だけど、他に並び替えることができるよね。 みんなで話し合って他にどんな順番がいいか考えて見よう

○○をそなえた五万年前の人々4時間目 1年間の成果!

4時間目の内容は、ドイツのネアンデルという所の谷(タール)というところで見つかったからネアンデルタール人ということ。多くの人がネアンデルタール人に対して、野蛮で乱暴者というふうに考えられていた。 ということで、 子どもたちに、君たちはどう思う?と聞きました。 結果は、17人が「そう思う。」でした。他の子どもたちは、道徳的に?「人を見た目で判断するのは良くない。」とのこと笑 そんな中、ある子の発言が光りました。 「とてもあらあらしい乱暴者で、仲間以外の人や動物を見ると、す

一読総合法⑤ 話し合い

前回の記事で「ひとり読みの」話をしました。  ひとり読みとは、簡単に述べると、話し合いをするための準備です。 つまりは、話し合うためのひとり読みなので、ここで、子どもたちがどれくらい読む力があるのかを見とらなければいけません。でないと、話し合いの際、誰も喋らず終わってしまいます。 これまた前回でも述べました。私がクラスで学習を始める際、 授業はみんなで作るもの これは、何度も言います。教師の自己満足にならない授業を教師は心がけないといけません。 話し合いのルールを単

○○をそなえた五万年前の人々 3時間目! 思わぬ子が大活躍!

3時間目をしました。 ここに書かれている内容は、ソレッキ教授が見つけた骨は幼児の骨であったこと。 その幼児の骨は、頭だけ残っており、首から下は粉々になっていたこと。 今日の話し合いの柱は、「子どもの身の上に何が起こったのか。」 いろいろ出てきました。 ・共食い ・他の民族に襲われた ・高いところから落ちた ・大きい岩に押し潰された。 などなど、 一読のいいところは、話の続きがわからないところ・予想して進められるところです。 子どもたちはたくさんの予想をします。しかもそれ