![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118361523/rectangle_large_type_2_606f49867834eec93012522cead64464.png?width=800)
【よもやま話】File14 どうする龍峰寺
知られざる池田家菩提寺
今回の旅では
いつも行けないような特別なところを訪問できました。
お煎茶の黄檗ばいさ流のお稽古をしていることで、
あまり知られていない
鳥取市栗谷町にある『龍峰寺』を訪ねることができました。
お寺さんの資料より
龍峰寺は、臨済宗妙心寺派の寺院です。
鳥取藩初代藩主池田光仲の祖父照正は、三河吉田の城主であった
天正8年(1590)、美濃加納(岐阜市)大宝寺より
菊潭祖采を開山に迎え、龍峰寺を創建しました。
以後、池田家の領地替えにともない、姫路、岡山、鳥取と寺を
移転しています。
池田家からは寺領200石を与えられ、
輝政、忠継(光仲の伯父)、忠雄(光仲の父)を祀る
菩提寺とし厚く保護されてきました。
寺の改宗と移転
龍峰寺の四世提宗、五世活禅和尚は、
江戸前期に中国から伝えられた黄檗宗に帰依し、
宗派を臨済宗から黄檗宗に改めました。
これを池田家が追認したため、末寺を失うことをおそれた
妙心寺は、幕府に訴え出ました。
元禄6年(1693)になってようやく和解し、
黄檗宗の龍峰寺を興禅寺とし、
龍峰寺は現在地(栗谷)に移転されることになりました。
宝永2年(1705)5月25日に寺の建物ができ
蘭髄和尚が住職として入寺しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696769608045-qgWs5nwEJy.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696769685813-VOb28r7qgX.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696769747402-KiOxuKdjeN.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696770051748-QpST1MLHmB.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696770265764-ClXgNvAiia.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696770359046-KrmjAlhNnk.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1696770412704-gPzlfo90r4.jpg?width=800)
なかなか興味深いお寺でした。
歴女気分を味わえたひと時でした。
*訂正*
前号の「大谷酒造」さん。
鳥取県倉吉市ではなく、東伯郡琴浦町でした。
女子会の会場が倉吉市でした。
大変失礼いたしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?