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【読書録】日本について知る本①(4冊)

日本語教師として、日本語そのものや日本語教育にまつわる知識は知っておきたいもの。でも、それだけでは、きっと不十分。日本の文化についても知っておきたい――。
……ということで、本を何冊か読んだので、備忘録として。


義務教育の復習

社会科の教科書

感想:まずは自国の歴史を知るところから。歴史教育はイデオロギーと密接に関わってくるので、日本に限らず世界中どこでも扱いが難しい。だから、いろんな人や書籍に当たるのが本来なのだが、まあ大変なので、ひとまず教科書を紐解く。

中学社会用語集

感想:フルカラーで図版も多く、とても分かりやすい。義務教育のレベルの高さを思い知る一冊。中学生向けだが、むしろ大人こそ読むべき。3200の用語のうち、あなたはいくつ覚えていますか?
※最新版は用語が3500と増えている様子。

外国人に日本を伝える

外国人にささる日本史12のツボ

感想:「共生」と「創意」をキーワードに、日本史を捉え直す本。安易な日本スゴイではなく、良い面も悪い面も直視するのが前提。日本人からすると「え、それが?!」と意外なトピックもあるが、自国を客観視するいい機会になった。現代的な問題(SDGsなど)の解決のヒントになりそうなことも。

マンガでわかる「日本絵画」の見かた

感想:日本絵画の見方を分かりやすく解説。日本美術史苦手マンなので、ゆるーく読めて、内容は本格的なこの本にかなり助けられた。有名どころの絵画はだいたい押さえてあると思うので、日本絵画好きな外国人と話すときに役に立ちそう。

今回はここまで!
また何冊か読んだらまとめたい。

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