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私の本棚事情 2 リアル本棚 自宅版 2

#わたしの本棚
この記事は、私の本棚事情 1の続きです。
前回の記事をご覧になる方はこちら↓からどうぞ。

今回は、人文系の本、主に歴史学関連のものをまとめています。


人文系 1

歴史学 辞典、用語集

学部で歴史学を専攻していたので、どうしても歴史関連の本が多いです。
教科書でもよく使われるオーソドックスな山川出版社にはとてもお世話になっています。
まずは辞典類。

『日本史小辞典』、『世界史小辞典』です。

いくらでもインターネットから検索ができる時代ですが、
歴史関連の本を読むときは近くに置いておいて紙版の辞典を調べるのが落ち着きます。
小辞典でコンパクトなので、内容はそこまで多くはありませんが、必要な情報は簡潔にまとめられているのでわかりやすいです。

小辞典と同様に使いやすいのが用語集です。
高校の授業や、大学受験の際によく用いられ、書店にも大抵平積みで並べられているので、皆さん一度は目にしたことのあるものだと思います。
教科書の改訂とともに改訂されることが多いので、買った時期によってカタカナの地名や人名表記が割と変化していて、そんなところを見比べるのも面白いです。

ちょうど私の使っていた教科書の数年後に改訂版が出たので、必修で選択していた世界史に関しては2冊所持しています。
高校を卒業して10年以上経過するので、また新しいものが発売されています。
なんとアプリ版もあるようですね。

余談ですが、こういったアプリ版の普及が進むと、最近は子どもの頃からスマホを持って当たり前の時代だな、というのを改めて感じます。
自分が高校生の頃はまだまだiPhoneが発売されてそんなに時間が経っておらず、学年に1人くらいが所持していただろうか、という感じでした。
大学に入った頃に、就職活動で急速に電子化が進み、スマホがあった方がいい、という時代に突入し、iPhone 4を持っている学生が突然増えて行ったのが懐かしいです。

用語集は、度数も掲載されており、重要語句なのか、そうでないのかのわかりやすい基準にもなります。
受験期を過ぎて使ってみると、思いがけない用語が頻度が高かった、あるいは低かった、ということもあったりして興味深いです。

歴史学 年表

歴史学で、辞典や用語集も必須アイテムですが、年表もあるととても便利です。
私が現在自宅に所持しているのは、岩波書店から発売されている、『世界史年表』です。

学生の時は持っておらず、あったら便利なのにな、とずっと思っていまして、社会人になってから購入しました。
四六判でコンパクトなサイズ感なので、読んでいる歴史本と持ち歩くこともありますし、ふとした時に気になって眺めることもあります。

ここまで、歴史学を勉強するにあたっての必携本に当たるものをまとめていますので、次は新書版の歴史関連の本を見ていきます。

歴史学関連 新書

新書は、全部を持ってききらずに実家にまだまだ残っているのですが、どうしても手元に置いておきたかったものは自宅にあります。
いずれも読んだのはだいぶ以前なので、感想等は割愛します。
内容は、各書籍のリンク先で紹介されています。

まずは、イギリス関連のものです。
大学では歴史学の世界史分野、とりわけイギリス史を専攻しましたので、どうしてもイギリスものが多くなります。
中公新書の『イギリス帝国の歴史』と、『英語の歴史』です。

次に、東欧の地域のものです。
イギリスとは随分とかけ離れているのでは、と思われるかもしれませんが、卒業論文などのテーマで、クリミア戦争を取り扱っていたために東欧から中東にかけての地域に興味があり、また、ちょうどロシアによるウクライナ侵攻も始まった時期で、より関心を寄せることになったためです。
中公新書(他社の新書よりも圧倒的に多く所持しています)の『バルカン』、『物語 ウクライナの歴史』です。

クリミア戦争について学んでいくうちに、キリスト教の聖地エルサレムやその周辺地域、古代、キリスト教にまつわることに興味を持つようになって読むようになったものもあります。
中公新書の『物語 中東の歴史』、『物語 エルサレムの歴史』、
『古代メソポタミア全史』、『パレスチナ』、『バチカン近現代史』です。
※『パレスチナ』は、現在電子書籍でしか取り扱いがないようです。

もちろん、日本についてのものもないわけではありません。
中公新書の『歴代天皇総覧』です。
2021年に増補版が出版されているようです。
手元にあるのは、2006年の23版です。

歴史関連だけでさっくり出してもそこそこの冊数になりましたので、この辺りで今回はおしまいにいたします。
次回は人文系の中でもキリスト教や聖書に関わる書籍についてまとめたいと思います。

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