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就職活動の振り返り

 こんにちはこんばんは、teftef です。就職が一通り落ち着いたので、振り返りと、誰かに役に立てばという感じで書いてみます。

前提条件

 まず、条件や背景が違うと参考になるかどうかわからないですから、自分の基本情報やポートフォリオから公開できる範囲で書いていきます。

所属

 自分は普通科高校出身で、日本のどっかの国立大学に入りました。学部時代は工学を専攻し、その中でも情報に寄ったような部署の所属でした。でそのまま同じ大学の大学院に進学し、情報系の研究をしています。

資格などについて

  • IT に関する資格 (有名どころではIT パスポート、基本情報、応用情報、AWS なんちゃら) は何も持っていません。

  • TOEFLE は 大学1年生で ibt を受けた記憶があり、60点くらいだった気がします。(もっと低いかも、覚えてない)

  • TOEIC は 735/990 でした。これは大学院を受けるときに必要だったので、学部3年生くらいの時に受けました (そこそこ勉強しました)。

  • その他の資格としては普通運転免許を持っているくらいです。英検漢検は受けていません。

M1 にやったこと

就活を始めた時期について

 自分が就活を始めたのが修士一年 (M1) でした。といっても、LabBase というサイトと外資就活に登録しただけでした。プロフィールを 7 割埋めて5000 円ずつもらってウハウハでした(笑)。それ以降は全く使ってません。
で、とりあえず「夏インターンにでも行っておこうかなー」と考えていくつかの日本のメーカー企業のインターンに申し込みました。しかし、自分の研究室では 8月~9 月に2つほど学会に出るため、インターンに行く余裕がほとんどない (長期は絶対無理) 状態でした。そのため、9月の下旬のインターンか、日程調整をしていただける企業、オンラインで実施される1日のワークショップを探してました。

インターンの面接や Web テスト

 面接対策はしてません。 web テストは軽く去年の対策本をさらっただけです。正直全然ダメダメだと思います。(てかそのせいで一つ落ちた)

夏のインターン

 夏は長期?(1ヶ月くらい) インターン1 つとワークショップに 2 つ参加しました。どうやら今年 (2024年) からインターンを選考に含めていいとかなんとかという情報を聞きましたが、特に意識したこととかありませんでした。

 で、思ったのは、ワークショップはほんとにその企業をざっと見るくらいなので、正直無駄だなと感じました。
 長めのインターンでは学会後に調整していただくことができて、雰囲気を味わいたかったため、実際に出社しました。そのため 9 月は研究室を半月ほど休みました。インターンでは、特に意識したこともなく、猫かぶったりもせず、ただただタスクをこなしつつ楽しんでいました。自分が働く場所になるかもしれないので、絶対に現地で見たほうがいいと思いましたし、猫かぶったりしても後々苦しむかなと思ったので、変に気を遣ったりはしませんでした。

本選考

 第一志望が学校推薦になかったので、基本的には自由応募で進めていました。自分は、メーカーや IT 業界を中心に全体では 5~6社ほど受けました。

ES

 メーカーや IT 業界の中で、選考が始まるのが早い企業は 2 月に始まっている。ので 1 月下旬から考えていました。正直同じような職種を受ける場合は1社書けば他はそれをベースに書くので、最初の一社が大変名だけど、最初の一つが出来上がれば他は何とでもなりました。
 最初の一社の ES は先生にも見ていただいたんですが、開口一番「これじゃあ落ちるよ」でした(笑)。それで修正に修正を積み重ねて1週間くらいで、

  • 志望動機 (500字)

  • 就職先でやりたいこと (500字)

  • 入社してからのビジョン (500字)

  • 研究内容 (1000字)

  • 長所短所 (300字)

  • がくちか (300字)

  • 座右の銘 (300字)

を書きました。誤字脱字、文章の流れ、表記ゆれに特に気を付けました。

ES 周りの細かいこと

 志望動機まわりで一番大事なのは、行きたい部署とES に書いてあることの矛盾がないかで、例えば (雑な例ですが)、ソフトウェアの部署に志望を出したのに「ハードウェアをやりたい」のように書かないように気を付けました。
 結論ファーストで、そのあとに理由付け、結果、結論を意識しました。
研究内容は B4 に説明するくらいの難易度で書きました。
がくちかは、自分が今まで作ったものについて書き、 GitHubページやこの note を url で貼りました。

面接

 面接練習は第一志望は 7 回くらいやりました。志望職によっては研究内容をスライドにまとめてプレゼンすることもあるので、B4 にもわかるくらいの難易度でまとめました (研究背景→目的→手法→結果→展望、この流れを大事に、深く触れすぎず、図を使って分かり易く)。
発表も n 分以内に収まるように練習しました。

 面接は向こうから聞かれることは、研究内容がほとんどなので、素直に答えればいいかなという感じです。正直ここで嘘を言っても仕方がないので、正直に言ったほうがいい気がします。
研究の結果はどうですか?って聞かれた時に「精度がめっちゃ上がって!」とか言ってもいんですが、自分の場合は「いろいろ試してるけどうまくいかないことが多いが、今後はこういうことを考えている」って正直に答えました。
 結果より考えを大事にしているとおもうので、もし、ネガティブな答えしかできなくても「~がダメです」だけではなく「ダメかもですが、~するように努めてます or 今後はこれもやってみます」みたいに答えたほうがいいと思います。

いくつか思ったこと

 就活の早期化、これが厄介ですね。正直、心のどこかでずっと就職のことを考えていないといけない (+自分は心配性) なので、研究に集中できないことがありました。特に M2 の1 月からは、だいぶ就活に持ってかれてました。
 だってよく考えてみてください。 M1 に入った瞬間、夏インターン探して、夏はインターンに集中して、早期選考で 2~3 月 に決まったとしても M1 の1年間が消えますよね。M2 の修論は 10 月から書き始めると思うので、結局、研究できるのは 1年ないのはどうかと思いますよ。
 それと「面接とES でその人がわかる」みたいなのは嫌いです。確かに「45 分の面接ですらヤバイ」人を振るい落とす目的とはいえ、その人の 20 年間を 45 分と 数百字の文章で測るのはどうなんでしょう?だったら、ポートフォリオとかを重視するべきじゃないか?、と友達に愚痴ってました。

まとめ

 就活はどうしても周りと比べられてしまうイベントです。「周りの人がこれやったから自分もやる」と思ってしまうのはわかります。しかしそこで、無理をしたらキャパオーバーになるので、今、自分ができることをコツコツやるべきだと思います。
 最近だと SNS で「~という資格を持っている」とか「~に留学してインターン 10 個うかった!!」など目につくんですが、そんな人は上澄みも上澄みなので、「そういう人もいるんだなー」程度で思っていればいいと思っています。

 実際、自分は特に強い資格とか持ってなかったですし、リーダーや部長経験もなく、留学経験もなかったです。ただ「モノ作りが好きで、こういうの作ってました。」というのを貫き通しました。周りに左右されずに、自分でできることをコツコツやって、自分のできる範囲で勝負すればいいと思います。(3,200 字,teftef)


この記事が誰かの役に立てばと幸いです。 

二度と就活したくない!!!


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