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移住成功の秘訣は「タイミング」!家族一人ひとりの思いを擦り合わせ、つかんだ幸せ【後編】

移住の夢を叶えたい!地方で暮らしたい!・・そんな人のために、「今のあなたに合った暮らし」をサポートするサービス「たくす」ではこれまで、移住を検討中のご家族にインタビューを行ってきました。

*これまでの「たくす」の移住体験レポートはこちら👇


移住検討者から実際に移住を実現し、東京から横須賀の海の近くの戸建てにお引越しした世木さん。前編では、数ある移住先候補からどうやって今の街を選んだのか?選定過程のお話や、実際に住んでみてどう生活が変わったか? まったく異なる環境に行って子どもは適応できた? ・・などなど、を詳しく伺いました。

前編はこちら👇

今回の後編では、よりリアルに、「移住先の物件の探し方」「移住を叶えるうえで大変だったこと」など現実的な部分にフォーカスして、さらにお話を伺います!


人気エリア×物件数僅少・・本気モードで理想の物件に即決

ーーさて、前編でたくさんお話を伺ったとおり、大人も子ども、家族の生活がまるっきり変わったとのことで・・エリアを決めてから、移住先の物件はすぐに見つかったんでしょうか・・?どうやって探されましたか?

世木さん:
昔から物件情報を見るのがすごく好きで、家から考える、くらいのところがあるので。この辺りは素敵な一軒家が多いので夢、憧れとして見てたんですよね。でも、もしかしたら家賃が払えるところがあるかもしれないと、横須賀と葉山と逗子の3エリアに絞って探し始めたんです。不動産屋さんにもたまに問い合わせてました。その3つのエリア内だけで、予算と条件を伝えて、合うものを提案してもらったりとか。

結局3件候補に上がった物件があったんですが、最初の2件は内見を予約した翌日に電話がかかってきて「決まっちゃいました」って・・今通っている幼稚園のすぐ近所にある素敵な一軒家を「絶対そこがいい!」って内見も楽しみにしてたんです。それが、すぐ決まってしまったんで、「あ、これはちょっと本気入れて探さないとだめだ」と思って・・聞いてみたら、やっぱりコロナ以降移住する人が多いし、もともと別荘地だから物件が少なくて、とかの事情があったみたいです。そこからは暇さえあれば検索してる、みたいな感じでしたね。

ーーそうすると、内見したのは、最終的に決めた1件のみ?

世木さん:
そうです。この家はちょっと予算ギリギリだったんですよね。ちょっとオーバーかな、と思いつつ、「たくす」の担当である小林さんからも、同じ物件をイチオシとしてご提案いただいて。窓を開けると海がちらっと見える立地だとか、とてもよくて。もう見にいく時はほとんどもう決めるくらいの気持ちで行っていました。

幼稚園のママから、近所の海で穫れたホヤ貝とサザエをいただいたそう。 ママ友やご近所付き合いの関係値も大きく変わったといいます

実際に見に行ってみると、普通は「思ったより古いな」とか「狭いな」とか何かしら負の要素があると思うんですが、今回はそれが全然なくて。通りがかった近所の人とお話もできたんですが、皆さんウェルカムだったのでそれもよかったと思って・・
探していた条件としては、庭付き・車庫付きの一戸建て。あとは猫がいるので、ペット可のところ。まさに理想通りの家でした。

すっかりくつろぐ猫ちゃん。毎日楽しそうで、実は家族の中で一番喜んでいるかもとのこと

持ち家を売るか貸すか?・・決めるには時間も知識も足りない!

ーー以前に住んでいらっしゃったのは、目黒区のマンション、持ち家でいらっしゃったと思うのですが、今回選ばれたのは戸建ての賃貸だったんですね。都内のマンションであれば、売却して買い替える、ということも選択肢としては全然ありそうだと思ったのですが・・

世木さん:
引っ越しを決めた時は、まだ確信が持てなかったんですよね。私だけじゃなくて、夫と子どもがここを気にいるんだろうか、とか・・ライフスタイルが大きく変わってしまうので、地域との人間関係もあるし、一旦賃貸でしばらく住んでみると、さらに「やっぱりあの辺の地域がいいね」とか出てくるので、ちょっとゆっくり探せたらいいなと思っています。もし気に入ったらゆくゆくはこの辺りで戸建てを買ったり建てたりするのも良いかな。

あとはお金のことを考えると、持ち家を売って新しく買うのが一番いいのかなとは思ったんですけど、やっぱり、前のマンションに愛着があって・・そこが一番大きかったですね。1ヶ月とかそんな短期間で売る決断ができなくて。年をとってから東京に戻りたくなる可能性もあるし、一旦は売らずに賃貸に出してみて考えようかなという気持ちではいます。

そうそう、検討過程でご相談しているときに、担当の小林さんが「気に入って初めて購入した家へ愛着がわくという気持ち、わかります」と共感してくださって嬉しかったです。不動産業の皆さん、男性が多いからなのかその点をお伝えしても、なかなかピンとこないようで、いつもスルーされていたので・・(笑)

売るのも買うのも貸すのも大きな決断なので、気持ちに寄り添ってもらえる業者さんにお任せしたいと感じました。

ーーでは、持ち家のマンションは賃貸に出されるんですね。すでに入居者募集はされているんですか?

世木さん:
今月から2年契約で入居くださる方がいるんです。その後も契約更新してくださったら良いのですが、そのあとはまたちょっと様子をみながら売却も検討したいなと思っています。

移住を決めるまでに一番苦労したこと、知っておきたかったこととは

ーー移住を決めるまでのところで、一番苦労した部分ってどこになりますか?

世木さん:
やっぱり、その前に住んでいた家をどうするかを決断するところが一番難しくて、一番悩みました。夫婦でもすごく悩んで。いろんな人に相談もしたんですが、皆さん人によって言うことも違うし・・結局は自分たちで決めなきゃっていうところではあったんですけど。

「たくす」さんからは「売った時」「貸した時」それぞれのメリット・デメリットなど不動産に関することを総合的に教えていただきました。すごく勉強になりましたし、やっぱり相談して良かったなって思うんですよね。他の業者さんって、本当にピンポイントでしか、知りたいことに対して教えてくれなかったりもしますし。

あとは、ライフプランをトータルで提案してくれるファイナンシャルプランナー(FP)みたいな人がいると、有料でも良いので話を聞けたらよかったなとは思いました。自分たちの収入と、これから子どもにどれくらいお金がかかって、とか、そういう将来までのプランをトータルに、今・来年・何年後、みたいにアドバイスしてもらえると、売るのがいいのか貸すのがいいのか判断しやすくなるかな。

ーー住宅に関しては、たくすの「暮らし最適化シミュレーション」でカバーできる部分があるとは思うので、それと仰ったFPのサービスとを合わせると、より広い目線で将来を見据えた上で判断できて安心感が高まりそうですね。やっぱり、人生の中に家の売り買いがあるので、「家」の部分だけを切り出して決断することは難しいですよね・・

世木さん:
そうですね。やっぱり考えることが多くて、判断が難しい。税金も、売買や賃貸の仕組み、あとは控除制度。時期によって適用できる・できないがあったり、こっちの制度を適用したらこっちが使えない・・じゃあどっちが得なんだろうとか、タイミングも含めてトータルでどっちが得だとか損だとか、もちろんそれ(お金)だけで決まらないものではあるんですけれど、判断材料の一つにはなるので。

本当に、いろいろ勉強になりました。これまで家は借りる側だったので、賃貸って仕組みとしてこんなふうになっているんだ、とかも含めて。

一つひとつ家族の気持ちを確かめながら意思決定を積み重ねて掴んだ、期待以上の未来

海水浴に行った森戸海岸の夕日

ーー今後、移住先でこんなことをやってみたい、というプランなどはありますか?

世木さん:
そうですね。正直あまり、こっちに来たから、じゃあ何をしようって気張ってたわけじゃないんですけれど・・なんかもう、今年はどこに旅行しようとか、夏休みどこに行こうとか、全然考えなくなりました。前のマンションにいた時は、もうとにかく東京からいろんなところに出かける旅行のプランを立てていたんですけど、 今はもう近くでキャンプするので十分だねって。なんか毎日がキャンプみたいだねって。

近所の秋谷神社での夏祭り

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「ここにいられるだけで満足!」そうお話しする世木さん。自分たちにとって「大正解」の道を選びとったその多幸感は、画面越しでも十分に伝わってきました。

住む場所を変えるということは、それだけたくさんの意思決定が必要になります。移住を叶えられたのは、悩みながらも家族とともに一つずつ意思決定を重ねてきた行動力や決断力があってこそ。

「タイミングだったんだろうなと思います。今思えば、すごい大変だったなって、よくやったなって思います(笑)」(世木さん)

振り返れば運命的ともいえるタイミングの重なりと、たくさんの苦労。都度都度訪れる「その時」をつかまえて乗り越えて、自分たちの気持ちを大切にしてきた世木さん一家だからこそ、今の自由と笑顔に辿り着けたのでしょう。このストーリーを読んでくださっているあなたにも、そんな未来が訪れることを願っています!


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