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国際生物多様性の日

皆さん、こんにちは!
トランスコスモス SDGs委員会 オープン社内報編集委員のサスティです。
 
今日(5月22日)は「国際生物多様性の日」ですね。
 
実は、私は20年ほど前からWWF(World Wildlife Fund:世界自然保護基金)への支援を続けており、直近では地球温暖化の影響を受け、更に絶滅の危機にさらされているコアラ生息地の森林再生・保全のための活動「よみがえれコアラの森 これからの物語」への支援を行いました。

現在44,000種以上が絶滅の危機に
国際自然保護連合が発表している『IUCN絶滅危惧種レッドリスト™』  (動物、植物、菌類の地球規模での保全状況についてまとめた世界で最も 包括的な情報源)によると、現在157,100種以上がレッドリストに載って おり、そのうち44,000種以上が絶滅危機にあるそうです。私たちは酸素や水、食料、医薬品の供給から二酸化炭素の吸収、気温の調節、花粉媒介や 病害虫のコントロール等々に至るまで、多岐にわたって生物多様性の恩恵を大きく受けており、生物多様性に損失を与え続けることは、結局自分たちの生活や生命・健康を損うことにも繋がっています。

「ネイチャーポジティブ」「30by30」
2022年にカナダで開かれた「国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)」では、2030年までに「ネイチャーポジティブ」や「30by30」を実現させることが各国間で合意されました。私たち個人が出来ることには 外来種を持ち込まない、プラスチック製品の使用やフードロスを減らす等の環境に配慮した行動が挙げられます。企業に関しては、「ビジネスにおける生物多様性への影響評価・情報公開の促進・新枠組の進捗をモニタリング・評価する仕組み」の構築も目標の一つに掲げられています。

※「ネイチャ―ポジティブ」:自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる緊急の行動をとること
 「30by30」:2030年までに地球上の陸域、海洋・沿岸域、内陸水域の30%を保護すること

トランスコスモスの取り組み
トランスコスモスは、2023年に「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」の理念に賛同し、TNFDフォーラムへ参画しました。また、 「経団連生物多様性宣言・行動指針」に賛同し、経団連生物多様性宣言イニシアチブにも参画しています。具体的な活動としては、田島山業(株)との 共同プロジェクトとして東京大学と連携し、ドローン等の先端技術を活用 した大分県日田市の生物多様性の調査実施・モニタリング手法の開発を支援することで、日本で広く適用可能な手法を共に確立していきます。

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