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SDGsオープンラボ:人的資本経営『リスキリング』とは?

こんにちは。トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報 編集部のよっしーです。
 
今回は、2月20日に実施したSDGsオープンラボの様子をお伝えします。
 
テーマは「人的資本経営~リスキリング~」です。
 
本題に入る前に、トランスコスモスの経営の基本理念について振り返ってみましょう。


*トランスコスモス経営の基本理念

お客様の満足度を高くするサービスの品質を支えるのは、社員ひとりひとりの“働き”と“成長”が重要ということをうたっています。
 
また事業の原点である「People&Technology」は、専門性の高い人材と最先端の技術を組み合わせ、適したビジネスプロセスを作り出すということを表現しています。
「People(人)」が事業を支える大切な資本であり、事業活動の源泉であるということですね!
 
では、「People」=「ひとりひとり」の価値を高めるにはどうすれば良いでしょうか?
 
ここで、「リスキリング」がキーワードとして出てきます。

*出典:経済産業省 デジタル人材の人材政策に関する検討会2021年2月26日資料より
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/


 日本は、海外の同じ職務と比較すると著しい賃金差があり、
さらに日本国内で限定すると、スキルに応じた賃金差がついていない状況です。
 
そのため、スキルの高い人材が報われにくく、海外に人材を奪われつつあります。
 
この状況を解消すべく、日本でも、政府においてジョブ型雇用の議論がされるなど、高いスキルが報酬に反映される仕組みにしようという動きがはじまっています。
 
米国のAT&Tではデジタル化などの変化に対応するべく2013年からリスキリングの取組を開始しました。
これは世界で最も有名なモデルケースとなっていますが、離職率の上昇はないばかりか、リスキリングプログラムを自己成長の機会とみて、外部からの優秀な人材獲得の実現につながっています。
同社では継続して現在も年間1万人以上がリスキリングを受けているそうです。
 
また、デンマークでは、リスキリングに対し、客観的な証明である修了証書を本人は得られ、また企業に対しては補助が出るなど、どちらにもインセンティブが働く仕組みがあります。
この取組は、リスキリングの目的である、成長分野への円滑な人の移動を可能としています。
 
キャリア形成のステップと成り得るような、魅力を感じる人材育成プランを持つことが、優秀な人材獲得につながる、ということがわかりますね!
 
トランスコスモスでも、豊富な社内講座など、多くの機会を提供しています。
リスキリングを通じ、これからも「People」の価値を高め、お客様、そしてその先にある社会へ貢献していきましょう!

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