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編集部・s子の社内「なんだろう」シリーズ!第一弾 「ヤンバルクイナ保護活動支援」で目指す、持続可能な生物多様性の保全ってなんだろう?  #目標15

みなさん、こんにちは!
「トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報」編集部のs子です。

今日は2010年より行なっている「ヤンバルクイナ保護活動支援」について、ご紹介させていただきます。

https://www.trans-cosmos.co.jp/company/sustainability/environment/conservation.html


国の天然記念物、ヤンバルクイナ

さて、みなさんは、ヤンバルクイナという名前を聞いたことはありますか?
ヤンバル=沖縄本島北部の豊かな森林が広がる地域
クイナ=英名がwater railという通り、水辺に生息する野鳥の一種
つまり、沖縄北部に生息するクイナという野鳥のこと。国の天然記念物にも指定されているんですよ。


無料 ヤンバル

↑こんな鳥です。赤いくちばしがチャームポイント。かわいいですね!

さて、クイナは世界中に分布しているのですが、ヤンバルクイナは1981年に60年ぶりに発見された新種。世界中でヤンバル(沖縄本島北部)地域だけに生息しているクイナなんです!その最も大きな特徴は飛べないこと。


人間の都合で変えられた自然で生きる野生生物を守る責任

ここで今回のテーマ、「保護活動支援」の話に戻ります。

ヤンバルクイナを保護する理由は、飛べないことが原因で、捕食によりその数と生息地域が年々減っているから。その主な原因は、ノネコ、マングースなどの外来生物による補食や森林伐採などによる生息地の減少なんだそうです。もともとヤンバルの森は肉食獣が存在しない生態系。そこで進化して生きてきたヤンバルクイナは、急に天敵が現れても飛んで逃げることもできないのです。そしてその外来生物がヤンバルにやってきたのは人間のせい。

そんななか、「NPO法人 どうぶつたちの病院 沖縄」様が2005年にヤンバルクイナ救命救急センターを開設。24時間体制で救護にあたることで、これまで多くのヤンバルクイナの命を救ってきました。その保護活動を支援するため、沖縄コカ・コーラボトリング株式会社様が実施しているのが、コカ・コーラ地域応援自動販売機プログラム。この取り組みに当社が賛同し、「ヤンバルクイナ保護支援自動販売機」を設置し、2010年からの4年間の活動では、総額603,471円を寄付してきました。

図2  やんばる記事

↑平成26年に「NPO法人 どうぶつたちの病院沖縄」様より感謝状もいただきました!

世界中にも、人間の都合で自然の生態系が変わり、絶滅してしまった動物や危機にある動物はたくさんいます。SDGsの目標【15.陸の豊かさも守ろう】では、生息地を守り生物を保護することが掲げられていますが、地球上に生きているものはすべてが、直接的だけでなく、間接的にも関わりあっているとされています。生物多様性は人間にも地球にも大切なことであり、社会を持続可能にするために必要な要素なんです。

よりよい地球環境を創造するためにも、トランスコスモスは今後も「ヤンバルクイナ保護支援活動支援」を継続して実施していきます!


というわけで、今日はSDGsの目標【15.陸の豊かさも守ろう】に関わる活動を紹介しました。今後も、このオープン社内報でさまざまな取り組みをお伝えしていきたいと思います!


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