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第15回SDGsオープンラボ:いまさら聞けないDX銘柄勉強法 経産省DXレポートはなぜ重要︖

こんにちは、トランスコスモスSDGs委員会 オープン社内報 編集事務局のJOJOです。

今回は、2021年6月21日(月)にオンライン形式で開催された、SDGsオープンラボの2021年度第15回目について報告します。
今回は95名の社員が参加しました。

テーマは「いまさら聞けないDX銘柄勉強法 経産省DXレポートはなぜ重要︖」です。

21年6月7日付けで「DX銘柄2021」が経済産業省及び株式会社東京証券取引所より発行されました。
<DX銘柄2021>
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/dx-report2021.pdf

政府は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けて、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のために、経営革新、収益水準、生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組んでいることを2015年からDX銘柄として選定しております。

DX銘柄2021は、お客様と業界研究のベストプラクティスとも言えるものです。

政府はなぜDXを進めているのかを考えますと、
・失われた30年の経済低成⻑
• 世界ではDX企業が急成⻑。(単なるデジタル化ではなく、新たな価値創造)
• DXレポート1(2018年)⽇本のDX遅れによる経済損失と停滞を警告
(CSエンジニア不⾜・レガシーシステム負債・⾮効率な現状維持と⽣産性低下)
• DXレポート2(2020年)コロナ禍で明らかになった「デジタル敗戦」
(⾏政の⾮効率とコロナ敗戦。⾃治体バラバラ問題とハンコ問題→「デジタル庁」)
(DX未着⼿企業が9割・お⼿本を⽰す「DX銘柄」)
といったことが挙げられます。
大切なことは、デジタルで社会変⾰やデジタルで新たな価値創造に取り組むことです。

2018年に、経済産業省からDXレポートが発表され、2020年にはDXレポート2、現在、DXレポート3がとりまとめされています。

<DXレポート>
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
<DXレポート2>
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-2.pdf

デジタル社会を支える「デジタル産業」「デジタルインフラ」「半導体」は、国家の大黒柱とも位置付けられています。

また、DX銘柄の選定基準ですが、

・デジタル技術がもたらすリスク・機会を踏まえた経営ビジョンやビジネスモデルを策定すること
・デジタル技術を組み込んだ経営戦略をステークホルダーに示すとともに経営者自らがリーダーシップを発揮してステークホルダーへ情報発信を行うこと
・課題の把握分析を通じて、戦略の見直しを行うこと

などが経済産業省によって示されています。
その中でも、従来のものに加えて、新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応として、「コロナ対策部門」やトランスコスモスが優位性をもっている「業務改善部門」や「カスタマーケア部門」の選定などが行われています。
他社の事例を見ていくと、弊社も遜色のない取組みを行っていることがわかりますので、情報発信はとても大事だと考えられます。自社の取組みをDX銘柄の脈絡に合わせて説明できることは、営業活動において重要な要素となります。

また、DX企業のビジネスマンにとって最低限の常識として、

・DXレポート
・DXレポート2
・デジタルガバナンスコード
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/dgs5/pdf/20201109_01.pdf
・DX銘柄2021

が挙げられますので、政府等の資料を読込み理解することが重要です。

今回は、SDGs目標の#9 産業と技術革新の基盤をつくろう に大きく関わるDX銘柄について、政府資料などを確認しながら知識を深めていきました。

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