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手放した思考

病気をしてから手放した思考があります。それは「せっかくだからやる」というもの。

せっかく旅行に来たから記念に何か買う、とか。

せっかく賑やかな場所に来たからテンション上げる、とか。

せっかく晴れたから外に出る、とか。

それが本心なら良いのだけど、無理してこういう思考にもっていくと、自分が本当に欲しているものがあっという間に見えなくなり、結果楽しめずに終わってしまう。そんな経験を数え切れない程してきました。

この思考を手放してから、自分の好きなもの欲しいものに次々と出会えるようになり、見える世界が変わりました。「やらねば」の思考に支配されている間は、余計な思惑に邪魔をされて、目の前の事柄を純粋に見れなくなっていたのでしょう。見逃してきた「ときめき」がどれだけあったのか。あぁもったいない。世界は見方を変えれば自分の好きなもので溢れている。落ち込んだ時こそそれを思い出して、ときめきを探しに出掛けたいと思います。

乙一さんの箱庭図書館についていた帯。ほんと、探しに行こう。

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