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風をよむ

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2021年1月の記事一覧

2021年1月31日「風をよむ~ ワクチン外交の裏側」

2021年1月31日「風をよむ~ ワクチン外交の裏側」



ここは、800年の歴史を誇る、イギリスのソールズベリ大聖堂。大勢の人が集まり行われているのが・・・ミサならぬワクチン接種です。

新型コロナの死者が累計で10万人を超えたイギリス。有名な大聖堂も「史上最大」といわれるワクチン接種作戦に、一役買っているのです。

街には、接種を待つ市民の長蛇の列が・・・

英国・92歳女性「ワクチンを信じているし、害はないと思うわ」

イギリスは12%以上の国民

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2021年1月24日「風をよむ~ バイデン新政権が挑む世界」

2021年1月24日「風をよむ~ バイデン新政権が挑む世界」



大統領就任式を翌日に控えた、19日のアメリカ・ワシントン。先日の連邦議会議事堂への乱入事件もあり、ものものしい厳戒態勢が敷かれました。

 
片や、同じ日のモスクワ郊外。気温はマイナス19度…。上半身裸で現れたプーチン大統領は、ロシア正教会の伝統儀式である沐浴を行いました。健康不安説も出る中、健在ぶりをアピールする狙いがあるとみられています。

この2日前、毒物で襲撃されたとみられるロシアの野

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2021年1月17日「風をよむ~ 半藤一利さん 逝く…」

2021年1月17日「風をよむ~ 半藤一利さん 逝く…」



火曜日、亡くなられた、作家の半藤一利さん。90歳でした。

昭和5年に東京で生まれた半藤さんは、東京大学を卒業し、文藝春秋に入社。「週刊文春」や「文藝春秋」の編集長を歴任、作家として、多くのノンフィクションを発表しました。

代表作のひとつ、「日本のいちばん長い日」では、“終戦の日”の玉音放送に至る24時間を、綿密な取材で再現、映画化もされました。

また、昭和の歴史を読みやすい文章で綴った「

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