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映画感想:エスター

こんにちはタブレトシです。
特に書くことが思いつかなかったので書き溜めを消費しようと思います。

最近ディスプレイが増えたので映像作品を見ながら作業ができるようになりました。これを機に映画とかアニメをアマプラでなんか見ようかなって思っています。
そこで先日、バイト先の人におすすめの映画を聞いたところ何故か面白くない映画を紹介されました。その紹介された面白くない映画というのがエスターです。
バ先の何人かがエスター面白くないと言うので「そこまで言うなら見てやろう」と思い見てみました。

結論から言いますとめちゃくちゃ面白かったし、サイコホラーの傑作だと思いました。



簡単なあらすじを言うと、
夫婦と兄妹の4人家族がメインで、妻が3人目の子供を死産してしまう。そのショックを埋めるためにエスターという子供を養子として迎えることにした。しかし、このエスターという子供が何かがおかしい。徐々に悪い方に向かう家族はいったいどうなってしまうのか?エスターの隠された本性とは?
と言った感じ。

個人的な感想を言うとまず、エスター役の演技がすごい。
かなり難しい役で後半の怒涛の展開をしっかり演じきったのはすごいとしか言えない。
また、演出面でもかなり素晴らしい。
カメラの動きがかなり演出にあっており、エスターのサイコ性をさらに高めています。

こんなに面白いのに何故バイト先の多数が面白くないと言ったのか
それは一般的なホラー作品ではなくサイコホラーだからだと考えます。

ホラー映画でよくあるいきなりドン!不気味な顔がバーン!
これが一般的だと思います。
しかし、この映画はじっくりゆっくり心理的にトラウマを植え付けていく系のホラー映画なのです。
いきなりドンみたいな演出もありますが、それよりもエスターのサイコパス性が徐々に過激になっていき、背筋が凍るようなゾクリとする怖さがあります。
もはや驚きとかではなく、恐怖の感情でした。

しかし、サイコホラーはその性質から分かりにくい物があります。
結局、大衆には一般的な驚かしメインのホラー映画の方が露骨でわかりやすいのです。
実際、バイト先の人が面白くなかったと言っていた理由によく分からなかったという意見がありました。
正直エスターの行動は背筋が凍る恐ろしいものばかりでしたので、よく分からないというのが分かりませんが、脳みそ空っぽでは見れないからかなって思います。
一般的なホラー映画は脳みそ空っぽでも驚きで恐怖を与えてくるので割と見れます。
しかし、サイコホラーは驚かして恐怖するような演出よりも心理的に恐怖するものが多いので、そこで大衆との差が着いたのかなって思います。

また、この映画の面白い部分でもあるエスターのサイコ性が現れ始めるのが、30~40分くらいなのでそれまで待てない人が飽きてしまうのかなとも思います。
現代人は短い動画になれてしまったのでね。

ということでエスターを100点満点で評価したいと思います。
エスターは100点満点中

………

……

85点

かなり高評価ですね。
個人的には100点満点だが、脳みそ無しに見れるものでは無いので、一般大衆的に考えると85点が妥当かなと。それでもまぁ高得点ですね。

終わり


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