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最後に贈られた言葉と贈った言葉

ども、ずーです。
半年間の介護労働講習(実務者研修含む)が終了しました。
無事、リタイア者一人も出ず、終了式を迎えました。

お世話になった講師の皆様や同期の方から最後のメッセージを頂きました。

個人的に頂いたメッセージを披露します。

講師の方から

思い込みで動くな。話は最後まで聴け。

もっと丁寧な言葉使いでしたが(笑)
肝に銘じます。
色紙を目の届くところに置いておきます。

そして、同期から個人的に頂いたメッセージです。

もう少し他人を頼ってもいいよ

できないことはお願いしていたし、わからないことは聞いていたし、一人よがりに物事を進めてたことは何も思い当たらないんですが、この方の瞳には私はそんな風に映ったのですね。

どうしてそのように見えてたのかしら?とちょっと分析してみました。

私、とくにこの講習ではあまり他人とかかわりを持ちませんでした。
というか
いわゆる「仲良しグループ」や「いつメン」(古い?いつものメンバーの略だそうです)に所属してなかったのです。

とくに仲間外れとかハブられたとかシカとされたとかではなく。
優しく接してくれる方ばかりでしたが何となく外からみんなの様子を眺めてた。そんな感じです。
正直、寂しいと感じることもありましたが、今回の私はこういう立ち位置というかこういう感じで何かを感じる必要があるんだなと使命というかテーマを自分で決めて、立ち振る舞っていた気がします。

皆さん優しい方ばかりですよ。
お昼を一人で食べてる方にはそれとなくそばに行って一緒に食べてたり、グループ学習の時も一人で何かする人が出ないようにいつも誰かが誰かもそばにいる。
まあ、私は割と一人でしたが。

で、一人でいるときに優しい人が寄ってくる人と私のように一人でも放っておかれる人の違いって何だろう?って考えた時に私なりの答えがありました。
それは、堂々としているか、そうでないかの違いなんじゃないかと。
自分で行けるか、誘ってくれるのを待ってるかとも感じます。

私は一人で教室の自分の机でお昼食べてても平気なんです。
前職の大き食堂でもぼっちで食べていましたからね。

でも、そうじゃない人はお昼になると駐車場まで行って車の中で食べてたりします。
みんなの中で孤独を感じるより物理的に一人になれる空間にいたほうが安らげるのかもしれませんね。

で、そういう人が優しい人から声をかけてもらえると思うんです。

私だって声かけてもらえてら、そりゃ嬉しくて拒んだりはしないんですが。

そしてもう一つ「他人を頼らない」風に見えてしまった行動は
「発表は自ら進んでやる」ということ。

なにか意見を求められたり、感想を発表したりするときはいつもすぐ一番に手を挙げていました。
グループ学習の時は全員に発表がしてもらえるように控えていましたが。

これが、「他人を頼らない」行動に見えてしまっていたのかもしれません。

日本人は特に前に出て何かを言う。自己紹介ですら緊張してしまうことは珍しくありません。
これが自分の意見だったり、考えをまとめながらだったりすると絶対一番最初は嫌がりますよね?

で、その場の雰囲気がモヤっと牽制し合うことになるんです。
↑ これが嫌なんです。我慢できないんです。

私は待ってる間、緊張するのが嫌で早いうちに済ませてしまおうというタイプの人間なので。
しかも、他人は私のことより自分のことで精いっぱいで私の言ったことなんて聞いてないし、覚えてないでしょう?って思ってる人間なんで。

別に無理してないし、やらされてるとも思ってないし。
みんなが嫌なら私が仕方なくやるわよ。ってわけじゃないんだけど。

自分がそういうタイプじゃないからそう感じたのかもしれませんね。

最近思うんですけど、人は特に日本人は苦手を克服するからこそ立派な大人、人間になるんだと思って頑張ってる人が非常に多い気がしますが

それって非効率じゃないですか?

人には向き不向き、得意不得意があって当然で、みんなが得意を持ち合わせてバランスよく(特に)仕事したほうが効率的だと思うんです。

例えばね、私はこれから介護の仕事をしますが
話し上手な人聴き上手な人。掃除が得意な人、設備いじりやDIY、車の運転が得意な人、お料理が上手な人、人の観察が上手で小さな変化にすぐ気づける人。
得意なことって人さまざまでこれを全部できる人っていなんですよね。
だから、得意でそれをしていても苦に何らない、何ならついやっちゃうくらいの人にそのことをお願いすればいいんじゃないかと思うんです。

本人が苦手を克服したいと思っているなら応援はしますが、無理やり泣きながらやらせても効果は出ないどころか嫌になって精神的に参ってしまうこともあるでしょ?

これって思い込みですか?(笑)

最後に私から同期の皆さんに送ったメッセージは
「頑張れなんて言えません。言いたくありません。頑張ってる自分を褒めてあげてください。弱い自分もちゃんと認めてあげてください。」


家に帰ってから個人的に頂いたメッセージを読んだのですが、ラストは「頑張って」と〆られていました。
「他人に頼るのを頑張れ」ってどうすればいいのよと笑ってしまいました。
でも、ありがとうございました。
もう少し他人に甘えられるようになりたいと思います。
それにはまず、自分で自分を甘やかすことができるようにならないといけないんですけどね。


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