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17 首まわし(肩と首のリラクゼーション)

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 今回は腹式呼吸の訓練をさらに充実させる方法として、「首まわし」をご紹介します。これにより肩と首の周辺の緊張がゆるみ、リラックスした状態になります。楽器演奏に限らず、肩こりの解消にも大いに効果があります。

息を吐きながら首をゆっくりまわす

 まず、椅子に座って楽な姿勢をとります。床に直接座ってもかまいません。その場合、両足を崩しても良いし、あぐらを組んでも良いので、自分の楽な方法で座ってください。

 どの場合も、会陰と肛門の両方が座面や床面にくっつくようにして座ります。 
 顔は正面を向いて、両手は体側に自然にぶら下げます。お腹を何回か出し入れして、お腹を下までおろしておきます。

 次に、お腹から息を吐きながら、首を前→左→後ろ→右→前とゆっくりまわします。スピードは秒速1~2cmぐらい。一周するのに10秒以上かけます。
 その際、漬物石のように重い頭が、お腹からの息の力でゆっくりと動き始め、その慣性で頭が動き続けていくようにイメージしてください。途中で息がなくなったら、そこでお腹を下ろして息を吸い、また続けてください。

 とても気持ちが良い運動です。まわしていて痛いところがあったら、そこでまわすのを止めて、痛いところに息を吹きかけるようなイメージでお腹から息を吐くと、こりが取れてリラックス効果がさらに上がります。

 肩のこりがほぐれて息の通りがスムーズになるので、たっぷり息を通して、腕や顔も含めて全身の緊張を緩めてください。
 途中であくびが出たら、リラックスしてきた証拠です。

 一回まわしたら、反対向き(右回り)も同じ要領でまわします。左回りと右回りを交互に、合わせて5分程度行います。
 くれぐれもゆっくりと。


→ 次回へ続く



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