そろそろ、“医療の正義”の話をしよう①
はじめに 新型コロナ感染症の拡大は、大阪や東京などの特定の地域において、行政に携わる人々、及び、救急医療や感染症医療に関わる医療者に、危機感と終末期感とを、ある一定期間において与えたことは間違いがないようである。これは医療危機であった。
我々の日常には、様々な「矛盾や誤魔化し」が隠されている。これには、今までの歴史的な背景があり、変化した時代と変えないできた習慣のずれから生じる矛盾もあるだろう。また、明らかな意思を持った誰かによって、我々の日常生活にかすめ入れられた誤魔化