あのな、カフェインがやべえ

以前もわたしは、これはたぶん抑うつだなという状態になったことがある。臨床心理士の方には薬物療法をすすめられた。そのときは病院通いをせずにすんだが、まあたぶん、行っていれば何かしらの病名がついていただろう。

その後、まったく健やかな自分に戻れたかというとそんなことはないまま何年もたってしまったから、本当は、あの時ちゃんと治療を受けておいたほうがよかったのかもしれない(できない状況にあったのだが)。

案の定、先週、ちょっとやばめな状態の入り口に立ってしまったようだ。備忘に、そしてセルフモニタリングの助けとするため、自分の状態を書いておき…たいのだが、まだわたしは知った人の目がこわくて、こんなことを書いたと非難されるのがこわくて、動けない。

ただとにかく書ける範囲で言うと…

わたしは今春実家を離れて一人になった。最初はホッとして気が抜けて、茫然としたりしていたが、しだいに元気が出てきて、noteを再開した。これから頑張ろうと思っていた。
毎朝6時から6時半の間には起きて、まず仕事をするのがまず一番の楽しみ、というような生活になっていた。

そんな矢先にトラブルが発生して、気分や発言に波のある人に振り回されることになった。振り回されるといっても、以前は日常だったことだ。当たり散らされたかと思うと突然感謝される。毎日会いたいと言われていたのが突然来るなと言われる。怒られるときは十中八九八つ当たり。信じなければいい、期待しなければいいとわかっていた。日により時により状況が変化するのは誰だってそうなのであって、この人の場合は、ただいちいち反応と言葉が強すぎるだけだ。
それなのに、今までなら耐えられていたその波に、全く耐えられなかった。
帰宅途中、我知らず涙が出てきてまずい、と思った。


そこからは吐く、泣くのループに3日を費やした。ネットで自分の状態を調べてみて、ちょっとキーワードが目に入っただけで、昔のことを思ってグワーと泣いた。そのキーワードというのが、「それの人はかわいそうだよな〜わたしは違うけど〜」と思ってたやつの特徴とされているものなので、仰天した。まさかわたしそうなのか…?

昔のことを思って、と書いたが、それは思い出したというより、泣けなかった当時を取り戻すように、当時に戻ってしまったようなやり方で泣いた。心が動くよりも先に、体が勝手に泣いて止まらない。
こんなことも今までになかったので驚いた。


さらに、もともとそういった諸事情を隠し通していた昔の恋人と、ひょんなことからすこし連絡を取っていたのだけれども、突然わたしはその人に隠していた過去の苦しみを吐露し始めた。本格的に箍が外れていると思い、カウンセリングの予約を入れた。

泣く、吐くという発散型の行動に出ている時点で大丈夫だ、いずれおさまる、という予期はしていた。しかし驚いた。
以前耐えられていると思っていたのは、全然耐えられていなかったらしい。以前はこの程度なんでもないと思っていたが、一度解放されてみたら、もう、本当に無理だった。

今回のは抑うつではないだろう、とは思う。しかしこの爆発はすこし異様だったし、今まで自分は違う、と思っていたものに、予想外に気持ちが反応してしまったことも、看過しない方がよいと思った。たぶんわたしは、今まで自覚できてなかった何かに気付きかけたのだ。
毎回こんなことをしているわけにはいかないから、早く対処しないといけない。カウンセリングで話す前に、忘れないように振り返っておかないといけない。
今回、今までと違う何かが前後にあっただろうか。

いやそれは色々あったのだけれども、特に思い当たるものが1つある。カフェインだ。涙が爆発する前日、わたしはコーヒーを10杯くらいは飲んだと思う。最近太りすぎたので、おやつを減らすため飲み物を増やしていたところに、来客が続いて、コーヒーを立て続けに飲むはめになった。加えてエナジードリンクも飲んでいた。普段飲まないのだが、これももらったのだ。

カフェインは精神の安定を損ない、抑うつを悪化させる作用を持つと聞く。今は抑うつ状態にはなさそうだけれども、たぶん、カフェインをとりすぎたのではないだろうか。

たかがそんなことで、と思われるかもしれないし、自分でも、もうすこし何か格好のつく理由はないのか、と思った。
でも、体と和解した今のわたしなら、体がどれだけ心に影響力を持つものかわかる。たかがカフェイン程度でも、古傷をあばれさすには十分なのだろう。
実際この仮説がどの程度妥当なものか知らないが、今後の備えのため、ちょっとメモをしておいた。

#日記 #随想 #エッセイ #不安 #カフェイン #抑うつ

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