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小計


1.数日のまとめ

ここ数日記した世界観をまとめると以下になる。

①世界=存在+実存
②存在≒構造(究極の要素は除く)
③構造=位置=要素×関係
④要素×関係=構造⇒要素×関係=構造⇒・・・

ものすごく素朴な実在論であり還元論。そして限りなく唯物論的。
だがとりあえずこれでいい。
世界を「正しく」認識することはできない気もする。が、世界を「一通り」見渡すことはできる気がする。

理論の柱は「構造」だが、①式で「実存」を外だしにしてるので逃げ道も確保してある。この世界観が異常だったとしても「実存者」つまり「イマココの私」に影響は小さい。泥酔して講釈でも垂れなければ、日常生活に支障はないということだ。

2.言い訳

異常な世界観だと思ってるわけじゃない。至極ありふれた世界観だと思う。世間の大半の人も整理をすれば似たり寄ったりの世界観ではなかろうか。
なぜなら学問が暗黙に上記のような体系になっているから。

物理の上に化学があり、化学の上に生物学があり、生物学の上に医学や生理学がある、その上に心理学や言語学がありその上に経済学や社会学があり、で文学や芸術がある。
みたいな。
で例えば、化学は原子を要素とし、その要素からなる構造を学問対象とする。要素である原子の構造は化学の対象ではないの、それは物理学に聞いてみてね?みたいな。
それを当然だと思ってる。学校でそう教育されたし書店に行けばそう本が並んでいる。

学問が分野で「区切られている」つまり「その学問」が「ある」ということ自体が否応なく「還元主義」的なのだ。
多分それが同時に学問の精密性、正確性、有効性を確保しているのだろう。
世界をできるだけ緻密に区切ってそれを整理分類し、法則を見つけたり統合を理論化する。

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