タイトルのない詩

なんて事のない
消えた感情を
砂のようにみている。

整合性のない
空っぽの感情。
長年の友人の会話で
少し満たされる。

とりあえず
死ぬ手段は
ある程度は
把握してるし。

ある程度の
ポジティブな観念は
用意してる。
静かな死のために
緩やかに生きるのでも
良いじゃないか。

少なくとも
快活な生命であることは
投げ捨てている。
絶望ばかりが
人生ではないが。

結局のところ
1人では生きてけはないので
関わり繋がったひとと
笑顔になれるようなことは
努めてみよう。

私は中年も差しかかり
まあ今は健康にあまり差異はないが、
心の健康状態としては
半死人だろう。

生きることや
死ぬことは
さして重要ではなく
無駄死にすることは
しないようにはしている。

若人達の笑顔や
会話や夢は心地よい。
けしてネガティブ全てが
悪いわけではないが。

感情を失い
記憶を少しずつ失い
心の動きが鈍化している身としては
若者達は男女問わず
溢れる気持ちを
大事にしてほしい。

終わるためではなく
はじまるために。
まあ私もよりよい終わりのために
はじめるのだけど

発達障害当事者の詩人が色々と経験しながら生きていくかんじです。興味あれば支援してくださるとありがたいです