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#9【実録】タクシードライバーを続けられる人の特徴7選

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

本日はタクシードライバーを続けられる人の特徴を独断と偏見で書いていきたいと思います。


■前提

みなさまが思われているように、タクシードライバーさんの出入りは激しいのが現状です。免許の点数がなくなってしまったり、接客にストレスを感じてしまい続けることができなくなってしまったケースなど多岐に渡ります。とはいえ私は過去にハウスメーカーや飲食店で正社員をしていた過去がありその出入りの激しさよりは私は少ないのかなとも感じてます。それではタクシードライバーを続けられる人の特徴を見ていきましょう。

■タクシードライバーを続けられる人の特徴7選

①運転が好き

これはシンプルですが、運転が好きでないと続けることは難しいと思います。走った距離に基本的には売上は比例してくるのでそもそも運転が嫌いでしたら苦痛になってしまいます。隔日勤務ですとおよそ1乗務に300キロ前後走行するのでシンプルですが大事な要素となってきます。

②会社が好きである(嫌いではない)

タクシードライバーという仕事に限った話ではないと思いますが、職場と自分が合っているというのは大事なことです。たしかに一般的なサラリーマンとは違い職場にいる時間は出庫準備と納金時間や洗車をしているタイミングぐらいで、職場にいる時間はトータル1時間くらいと少ないですが、職場の居心地が良いのは精神衛生上良かったりします。また職場を好きになるためには大事な要素があり、それは職場の人間関係です。だいたいは職場の人間関係が良ければ会社は好きになります。さらにタクシードライバーという仕事は1人で運転して1人で売上を上げる仕事ですの人間関係を自分で構築しやすい側面があります。自分次第で人間関係をリメイクできるのです。ある意味、組織のお膳立てがありませんので自分の能力が試されます。

③自分が満足する収入を稼いでいる

当然といえば当然の話ではありますが、自分が満足できる給料を稼いでいる人はタクシードライバーをやめることが少ないように思います。また現状として売上トップドライバーの方が自ら辞めることを選択するケースはあまり見ません。その方がもし辞めるとしたらタクシードライバーのほかにやりたい仕事が見つかった場合か、お金が貯まって会社を立ち上げるケースなどが考えられます。ですので売上をあげることができれば必然的にドライバーさんが辞めることは減るのでタクシー会社様はドライバーさんへの売上アップの向上も離職率低下のためにも必要な施策といえます。

④明け休みが充実している(隔日勤務)

隔日勤務の話にはなってしまいますが、隔日勤務という勤務形態には明け休みというものが存在します。1回の乗務で18時間の稼働があるためです。
ですので月に12勤務くらいが平均とされています。(※会社によって規定が違います。上限は月に13勤務と労基的に決まっていますが、会社の中には11勤務から選ぶことができますよという会社と13勤務は必須なので必ず出てください。というような会社があり、会社によってまちまちです。タクシーへの転職をお考えでしたらかなり重要な点になりますので不明でしたらX(Twitter)のDMまでお問い合わせくださいませ。)

隔日勤務シフト例(月に12勤務)

上記の画像のように、明け休みがかなりあるので時間を有効に使えばかなり人生が豊かになります。明けに会社の野球部の集まりがあって練習したり、いつもつるんでいる仲間とお酒を飲んだり、家族と日帰りで旅行に出かけたり、子供の運動会を見に行ったり、趣味の釣りやボウリング、ゴルフを楽しんだり、資格の勉強をしたり、カフェ巡りをしたり。最初は生活リズムが崩れて慣れるまでに私は1か月くらいかかりましたが、今ではしっかりサイクルができて明けの時間を寝て終わるだけでなく有意義に過ごすことができています。

⑤インセンティブ制の給与形態が大好き

やったらやった分だけ稼げる。営業マンに多い給与形態がインセンティブ制で、その名の通り売上を上げれば上げるほど給料も比例して上がります。ここに楽しさややる気を置いて、売上を上げることを苦痛に思わない人はタクシードライバーという仕事が苦痛ではなくなり楽しく仕事に取り組むことができて結果続けることが困難ではなくなっていると思います。ものすごくフェアな給与形態に憧れて私もタクシーを始めました


⑥健康管理に気を配っている

隔日勤務では1度の乗務で約300キロ近く走行しますので体力は思ったより使います。ですので日頃の体力づくりや健康意識が長く勤務する上では大切になってきます。長く続けていることができている人はやはり日頃から上記のことを意識しています。明けの時間にランニングやスイミングをして基礎体力を作ったりジムに行かれている方もおります。また暴飲暴食になって糖尿病やコレステロール、高血圧にならないように気を配っています。ある程度年齢を重ねてもできる仕事だからこそ健康管理は続けるうえで大切になっています。

⑦自分にとって素敵な仲間に囲まれている

②の会社が好きであるという項目と少し重なりますが、自分にとって素敵な仲間に囲まれていたら仕事が楽しくなり辞めることは少なくなります。自分にとって、というのがここでは大事でして自分があまり売上を求めていなければそれはそれでいいんです。一緒に会社でたばこを吸う仲間がいたり、愚痴を言う仲間がいたらその人にとっては居心地がよくなります。逆に売上を上げるために志高く仕事に取り組んでいる人は切磋琢磨してお互いが成長できる仲間に囲まれていたら刺激的で仕事も楽しいはずです。自分にとって居心地がよい仲間がいたら仕事は断然楽しくなります。たしかに1人でできる仕事かもしれませんが、隔日勤務という長い時間。1人で仕事をするには少し寂しくなります。それが会社の人でなくても良いのです。他社のドライバーさんと繋がってグループを作り情報交換をしている人もたくさんいます。X(Twitter)では誰かしらスペースを開いてくれており誰でも入れるようになっています。交流の場は昔と違って今はたくさんありますので、おすすめです。

本日の記事は以上です。
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