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#30【実例】稼げなくなって辞めてしまうメカニズムとは!?(後編)

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

前回の「#29 【実例】稼げなくなって辞めてしまうメカニズムとは!?(前編)」の記事の続きを書いていきたいと思います。前回は【phase4】まで書きましたので【phase5】からになります。それでは参りましょう。


■タクシードライバーとして稼げなくなり辞めてしまうまでのメカニズム

【phase5】メンタルが病んでくる

やはり頑張った分、お給料がしっかりともらえることは仕事をしていく上で大切なモチベーションの1つになります。しかし、稼げなくなるとその効果は逆にマイナスに働きます。さらに前職の給料よりも下がるとなるとその効果は絶大です。この方もそのパターンになってしまいました。免許保身の為に都心に入らなくなり結果、免許が回復した後でも都心に入ることができなくなり無線も取らなくなり売上が上がらなくなり稼ぐことができなくなってしまいました。

そうなると人間不思議なものでメンタルが病んでくるものです。この方も例外ではありませんでした。結果メンタルに支障をきたすようになりました。
その結果、休憩時間が6時間とかになりどんどん働くのが億劫になり売上はどんどん下がってきてしまいました。

【phase6】負のスパイラルが始まる

売上が下がると最初はJPNタクシーが配車されていましたが、クラウンが配車されるようになってしまいました。別の記事にも書く予定ですが、クラウンはJPNタクシーよりもやはり不利で売上が更に下がってしまいます。今やJPNタクシーしか入れない乗り場もあるくらいです。

しまいには会社の足切りラインも厳しいレベルになってしまいます。最終的には自爆営業でなんとか足切りラインまでやる形になってしまいました。当然自爆営業ですので財布へのダメージが大きくジリ貧になっていきます。

結果、タクシーは自分には合わないという決断を下してしまったのです。

■さいごに

これはあくまで1つの一例です。全員が全員がこうなるとは限りません。駅のつけ待ちオンリーで稼がれている人もいらっしゃるのは事実です。ただ1つ言えるのは、いつでも自分で踏ん張るべきタイミングはあったということです。例えば免許が回復したタイミングで都心での営業を再開することや、得意なエリアだけは無線も取るですとか、はたまた私のように免許に傷がついても営業エリア等は変えずに仕組みで解決して免許を回復させる方向に持っていくなどいくらでもチャンスはありました。チャンスの度に楽な方に舵を切ってしまったことがこのような結論になったのだと厳しい意見にはなってしまいますが思います。

ただタクシードライバーを辞めることがマイナスとは限りません。辞めてから幸せになっている人もいます。ですので一概に責めることはできません。

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上になります。
次回の記事に続きを書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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X(旧Twitter:https://twitter.com/taxi_nagashi

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