ニューヨーク州のマスク着用禁止法で初の逮捕者が出る
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから
こちらは
ニューヨーク州ナッソー郡でマスク着用禁止法による初の逮捕者が出た
というニュースです。
この「マスク着用禁止法」は、はニューヨーク市のすぐ東のロングアイランドにあるナッソー郡で制定された規制で、その内容は
公共の場においてマスク等で顔を覆う行為を禁止する
というものです。
そして仮に違反すると最高1年の懲役や1,000ドルの罰金が科せられる可能性があります。
ただし健康、安全、宗教、文化的な目的のため、またはマスクや顔を覆う行為が習慣となっている祝日や同様の宗教的、文化的行事を平和的に祝うための場合はこの法律の適用外となります。
今回の逮捕は、真っ黒の服装をした18歳の少年が、顔もマスクで覆っていたことから職務質問を受け、その際にナイフを所持していたことから逮捕されたものですが、
警察当局の発表では、数日以内に「マスク着用禁止法」でも起訴されることになると言われています。
ちなみにニューヨーク州には、19世紀に起こった地主への暴力的反乱をきっかけに作られた、公共の場での3人以上のグループのマスクの直用を禁止する「マスク禁止法」が最近まで長年存在していました。
その禁止法は新型コロナの感染が拡大した際に廃止され、逆に2020年4月からは
公共交通機関でのマスク着用義務
という真逆の法律が施行されていました。
そのマスク着用義務も2022年9月で終了するのですが、今度またまた真逆の「マスク着用禁止法」が作られたわけですから、住民の間では様々な議論を呼んでいます。
そもそもこの「マスク禁止法」の復活は、イスラエルとハマスの戦争に対する抗議活動がきっかけでした。
それらの抗議デモの参加者の一部が、特定の人種に対するヘイトを叫びながらマスク姿で地下鉄車両を占拠し暴徒化したことが、こうした規制の口実に正当性を与え、このような法律が出来てしまいました。
これも倫理観も規範意識も無い人達が、国民生活への政府の介入をさせていくという典型的な事例でしょう。
これにより平和的にルールに沿って政府に抗議を行う「匿名の人達」の活動も委縮させたり制限させたりすることになり、これは間違いなく政府を利することになるでしょう。
また特定の人種に対するヘイトを叫ぶような倫理観も規範意識も無い人達は、マスク禁止法が出来たからといって考えを改めることは絶対にありません。
地下に潜って同じような主張を繰り返すだけです。
当然犯罪者も同じです。
マスク着用が禁止されれば素顔で一般庶民に紛れ込み、犯行の瞬間だけ顔をマスクで覆いそれを実行することでしょう。
銃規制があっても銃による犯罪は起こるように、マスクの禁止で犯罪はなくなりません。
逆に犯罪やヘイトとは縁のない善良な市民がその規制の犠牲になってしまうのです。
例えばこの規制は自己免疫疾患などを持つ「マスクが必要な人」に対する攻撃でしかありません。
郡は「健康問題のためのマスク着用は対象外」と言いますが、そうした病気の方は毎回警察や好奇の目で見る人たちに説明して歩くのでしょうか?
逆に犯罪者がそうした病気を装う可能性はゼロなのでしょうか?
もうすでに自己免疫疾患を患う住民からは「公共交通機関では私は歓迎されていないと感じる」と声が出ており、この法がマスクに対する偏見を生んでいると訴えています。
これらを受け受け障害者権利団体は、今週
公共の場でのマスク着用禁止は憲法に違反し、障害者に対する差別を煽る
として郡を相手取り連邦集団訴訟も起こしました。
一部の人達が自由を濫用し、他人を攻撃したからといって、政府が全員の自由を奪うことはあってはいけません。
そうした卑劣な犯罪やヘイト行為は現行法で取り締まるべきであり、スズメバチの巣の駆除のためと家ごと燃やしてしまうようなマスク禁止法は即刻廃止すべきでしょう。
ということで、今日はここまで。
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