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リズ・トラス「肥満防止規制をぶっ壊す!」

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日は9月6日にイギリスの首相に就任したリズ・トラスのお話です。
就任後初の演説での

減税と改革を通じて経済を成長させる大胆な計画を行う

という言葉は、日本でも大きな注目を集めましたね。

さて、そんなトラス首相に関する興味深い記事があったのでご紹介します。

タイトルは

Liz Truss could scrap anti-obesity strategy in drive to cut red tape
リズ・トラスは、役所の仕事を削減するために「肥満防止規制」を廃止する可能性がある。

減税新聞でも過去に触れましたが、他国では砂糖税導入などを中心とした「肥満防止規制」が盛んに行われています。

イギリスも例外ではなく、前首相のボリスが大幅な規制導入に踏みこんでいました。
しかし新首相のトラスがそれを廃止するかも?というニュースです。
では記事を要約していきます。


先日、英国政府が「肥満防止規制」を見直すよう閣僚に命じたが、これはこれまでの反肥満戦略をすべて廃止する可能性があると、イギリスの大手新聞社ガーディアンが報じた。

リズ・トラス政権では、砂糖入商品のレジ前陳列の禁止を解除するだけでなく、規制されている「1つ買うともう1つ無料」の販売方法も許す可能性があり、またテレビでのジャンクフードCMに対する規制も廃止されるかもしれない。

※イギリスでは以下のような規制が予定されていました
レジ、店舗入口、通路端でのジャンクフードの陳列制限
ジャンクフードの「1つ購入すると1つ無料」という販売方法の禁止
ウェブサイトの目立つ部分への飲食物掲載禁止
レストランでの砂糖入り飲料の無料おかわりの禁止 など

この見直しは財務省に命じたもので、ビジネスへの負担を減らし、生活費の危機を乗り切る消費者を支援するための首相の取り組みの一部と見られている。

情報筋によると見直しは「焦点を絞った規制緩和」であり、新政府は前任のボリス・ジョンソンから受け継いだ多くの抗肥満政策を放棄するだろうと予想している。

見直される範囲は非常に広く、2018年に導入された「砂糖税」の廃止まで検討されるかもしれない。

ある関係者は「コフィー新保健長官は、子守国家(政府の過保護政策)的なものには全く興味がないようだ」と語り、保健省の一部では今回の件について「愕然としている」と伝えられている。

トラスは党首選挙で「もし首相になったら肥満防止ルールに火を付けるわ」と公約し、先月のデイリーメールのインタビューでも

「Those taxes are over,(その税金は終わった)」

と答え

「国民は何を食べるべきかまで政府に言われることを望んでないわ」

と付け加えた。

ボリス前首相は甘いお菓子やジャンクフードをスーパーマーケットのレジで販売することや通路の端、入り口などで、日中のジャンクフードの広告などを禁止することを法制化していた。
この規制は、スナック菓子、朝食用シリアル、ピザ、ケーキ、菓子、デザートなど、幅広い食品に影響する予定だった。
しかしインフレを理由に、これらの規制の導入は2023年以降に延期されている。


といった内容です。

いいですね。

Those taxes are over,They don’t want the government telling them what to eat,
その税金(砂糖税)は終わりよ。
国民は何を食べるべきかまで政府に言われることを望んでないわ

日本にもこんな本物の保守政治家が誕生してほしいですね。
減税新聞では、この肥満防止規制見直しについての今後の展開にも注目していきたいと思います。

ということで、今日の記事はここまで!

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