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スマホにカメラが付いてる理由

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

この記事をスマホで読んでいる人も多いと思いますが、そのスマホにはカメラが付いていますよね?
ガラゲー時代にカメラ機能が装備されてから、今やカメラ付きが当たり前。
なかには通話機能よりカメラ機能の方がよく使うという人もいるのではないでしょうか?

ではなぜスマホにはカメラが付いているか知っていますか?

理由はふたつあります。

ひとつは消費者が望むから。

世の中にはカメラ無し携帯電話も当然存在していますが、



需要がないので限られたモデルしかありません。
もしこのカメラ無しスマホが爆売れするならば、メーカーはこぞってカメラ機能の無いスマホを売り出し、店頭には様々なタイプのカメラ無しスマホが並ぶでしょう。
もしみんなが「いつでも大根を下ろしたい」と望めば、きっとスマホには「おろし金」が付くはずです。

でもみんなが望んだのはおろし金機能ではなくカメラ機能。
だからスマホにはおろし金ではなくカメラが付いているのです。

そしてもうひとつ理由。

それはスマホのカメラが規制されていないからです。

現在スマホのカメラは規制されてません。
だからスマホにはカメラが付いているのです。

「なにを当たり前のことを言っているんだ」と思うでしょうが、規制されていないからカメラが付いているのが当たり前と思うのであって、規制されている場合はその「当たり前」にすらなかなか気付けないものです。

例えばその携帯電話だって以前は規制されていて日本人は使う事が出来ませんでした。

世界で初めて携帯電話が販売されたのは1983年。
アメリカのモトローラ社が発売した「DynaTAC 8000X」です。

しかし日本人が携帯電話を買えるようになったのはそれから10年後の1994年。
それまで「レンタル制」しか許されていなかった携帯電話が、規制緩和によって個人で自由に買える「売り切り制」になったから、私達は携帯電話を手にすることが出来るようになったのです。

でも携帯電話の爆発的に普及する以前の日本では「携帯電話が買えないのはおかしい!」なんて言ってる人はほんの一握りでした。

なぜなら規制されていることも、海外で普通に携帯電話が普及してることも知らなかったからです。

同じ様に世界では当たり前に使われているUberだって、多くの日本人は「フードデリバリーサービス」のことだと思っています。
世界でUberと言えば「ライドシェアサービス」のことですが、日本では規制があって出来ません。
私達は政府が作った規制のせいでUber Eatsしか知らないし、世界中の消費者に受け入れられ普及していった「ライドシェアサービス」が使えないのです。
Uberが無いのは「おろし金スマホ」のように私達が必要ないと思ったからではありません。
「Lyft」や「DiDi」「Grab」と言われても何のことかもわからないのも、かつての携帯電話のように規制があるからわからないのです。

「規制緩和」に関しては「新自由主義ガー」「弱肉強食ガー」「外資ガー」と即反応してしまう人が少なくありません。
しかしあなたが使うそのスマホも規制緩和のおかげで使えるようになったものです。
携帯電話が使えるようになって何か不便なことが起こりましたか?
「規制を無くそう」とはそういうことです。

もちろん全ての規制を無くせなどという乱暴な話をするつもりはありません。
ですので同様に規制緩和の全てを拒絶するような極端な反応も乱暴な話であることを認識すべきです。

ちなみに携帯電話は日本市場に携帯を売り込みたいモトローラ社の意向により、アメリカからの外圧で規制緩和されました。
郊外の大型ショッピングセンター建設規制も、トイザらスなどのアメリカ企業が日本へ進出したいがために外圧によって緩和されたものです。
しかし結果は携帯市場も大型ショッピングセンターも、残ったのは日本企業でした。
残った理由は「日本の企業の方が良い」と消費者が選んだからです。

スマホにカメラが付いているのも消費者がそれを選ぶから。
そして規制されていないからです。
もしかすると規制を無くせばもっと便利な生活が遅れるかもしれませんね。

ということで、今日の記事はここまで!

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