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国民民主党は交通税に賛成する増税政党です

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

国民民主党の玉木代表が打ち出した「相続税をはじめとした資産課税の強化」がトレンド入りするほど炎上して大変良い感じですね。

自民党も維新の会も共産党も資産課税には賛成する一方で、国民民主党が推しているトリガー条項凍結解除には反対しています。

それなのにそれらの党にトリガーを飲ませる力も策も無い国民民主党が、資産課税に賛成するということは

只の増税補完勢力

でしかありません。

かつて国民民主党はガソリン価格の高騰に対し、政府に

①現行補助の半年延長
②トリガー条項発動
③暫定税率や二重課税の廃止

の3つを求めました。

しかしこのような提案をすれば、②と③には反対している政府が①の補助金しか飲むことはないのは説明するまでもありません。

これはガソリン減税を求めているのではなく、政府が推すガソリン補助金の延長に賛成しているだけにすぎず、結果も補助金延長になりました。

これは後に玉木代表本人が自身のYouTubeチャンネルで

「無駄を生む補助金に加担した我々に責任がある」

という重い言葉を使ってその愚行を認めており、弁解の余地はありません。

当然「資産課税」についても同じことであり、ガソリン補助金の時の反省も忘れ、無責任に増税に加担する国民民主党は消えて頂いて結構という結論になります。

国民民主党についてはもうひとつ、警戒すべきことを指摘しておきましょう。

それは「交通税」です。

「交通税」とは鉄道やバスなどの公共交通機関の維持を建前に、現在滋賀県でその導入が画策されている新税です。

交通税については、滋賀県減税会が署名活動等の反対運動を積極的に行っています。

ガソリンの暫定税率が50年も続き、自動車取得税が環境性能割に、復興税が森林環境税に名前を変えて継続されるように

税金は一度取られたら最後

です。

全員出発さんの調べでは交通税は滋賀県だけの話ではなく、すでに多くの地方議会で言及されているとの報告があるように、これは滋賀県だけの問題ではありません。

ここ最近、あらゆる地方自治体がこぞって宿泊税の導入議論を始めたように、交通税も一つ決まれば他へ広まるのは時間の問題でしょう。

だからこそ「交通税の反対署名」には大きな意味があります。

ぜひこちらから署名と拡散のご協力よろしくお願いします。

また滋賀県減税会では「賛同会員(無料)」も募集しています。

詳しくはこちらのHPからご確認ください。

さて、国民民主党の話へ戻しましょう。

以前私は玉木代表に

国民民主党は滋賀で議論されてる「交通税」に積極的に賛成していると認識しているのですがこの認識は正しいですか?

という質問を投げかけました。

複数回質問したのですが回答がないということは答えられない、つまり

国民民主党は交通税に賛成する増税政党

という事なのでしょう。

私が国民民主党が「交通税」に積極的に賛成していると判断している理由は

国会において交通税の必要性を喧伝しているのは国民民主党議員ばかりだから

です。

嘉田由紀子議員
滋賀県では、地域公共交通ネットワークの維持のための財源として、三日月大造知事が全国で初めて自治体としての交通税を提案しております。
今後、県民や県議会での議論がなされることとなりますが、三日月知事は、去年の七月に三期目の知事選挙に臨むに当たってマニフェストに交通税を入れました。
選挙の中で住民の負担増を表明することは大変決意の要ることです。

第211回国会 参議院 本会議 令和5年4月12日

嘉田由紀子議員
地域交通維持のために滋賀県の三日月知事が全国で初めての自治体としての交通税を提案をしております。
三日月知事は、去年の七月に三期目の知事選挙に臨むに当たってマニフェストに交通税を入れました。
実は、選挙の中で負担を増やすということは大変決意の要ることですが、彼自身はJR西日本出身で、自ら運転手をしていたということを、多分運転手の知事は僕一人ですと言っておられるように、交通に対しては大変力を入れていただいておりますので、今日は特に御質問申し上げませんが、総務省さんなり様々、地方税についての相談も今後させていただけたらと思います。

第211回国会 参議院 国土交通委員会 令和5年3月17日

斎藤アレックス議員
滋賀県では、三日月知事の下、交通税という新たな取組の検討を始めています。
昨年、滋賀県知事選挙があって、三日月知事は交通税の導入を検討するという、新しい税の導入を検討するという、選挙の戦い方としては非常に特殊な、勇気ある行動をされたわけですけれども、それぐらい地域公共交通機関を維持することは社会全体で行っていかなければならないんだという思いというか、危機感の表れでもあったんだと思います。

第211回国会 衆議院 国土交通委員会 令和5年3月22日

嘉田議員も斎藤議員も、現在は教育無償化を実現する会の所属ですが、この質疑の当時は国民民主党なのですからそれは関係ありません。

また嘉田議員は元滋賀県知事であり、斎藤議員の選挙区も滋賀1区なのですから滋賀の交通税を推すのは不自然ではなく、国民民主党は関係ないとい意見もありますがそれも関係ありません

なぜなら国民民主党の現在の政調会長である浜口誠議員も交通税に賛成しているからです。

浜口誠議員
滋賀県では、横に嘉田先生もいらっしゃいますけれども、三日月知事が交通税についての提案をされて議論が始まっております。
まさに日本全体で地域公共交通を国民みんなで支える、こういった考え方もあっていいというふうに私も思っております。
森林環境税というような新たな森を守るための税も新設をされました。
こうした社会全体で大事なものは国民みんなで支えていく、こういった考え方も議論していく必要があるというふうに思っております。

第211回国会 参議院 国土交通委員会 令和5年4月20日

政調会長とは党の政策立案に関する責任者です。

そんな政調会長に交通税に賛成する浜口議員を就かせたからこその前述のこのポストになるのですが

「答えない」という意味をよく考えて、こうした首長選の投票先もいくら離党したと言えどよく考えるべきでしょう。

ちなみにもし「国民民主党は交通税に反対だ」というのなら、党としてそのように正式に発信していただければいつでもこちらは訂正いたします。

あくまでも私は党代表に質問したうえでこの記事を書いていますので、一方的なレッテル張りではないことだけはご了承ください。

そしてもちろん個人的には国民民主党が交通税への反対の明言してくれることを希望しています。

何度も言いますが、交通税は滋賀だけの問題ではありません。

だからこそ資産課税と同様に、交通税も炎上させることが大切です。

おそらくほとんどの人は交通税なんて知りもしないですし、知っていたとしても「他県の問題」という感覚でしかないでしょうから、まずは「知ってもらう事」が必要でしょう。

とはいえ何で火が付くかなんて誰にもわかりませんから、とりあえず「交通税の名前を出すこと」が重要だと思います。

交通税に反対するミーム画像を考えるでも、冒頭でご紹介した反対署名を拡散するのも良いですし、国会議員や地方議員に「交通税に賛成ですか」と投げるのも良いでしょう。

「交通税」という言葉と「これは増税である」という認識を広め、「増税反対」の世論の火を起こしていきましょう。

ということで、今日はここまで。

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