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全国交通税ハザードマップ

 2回にわたり交通税を題材にパブリックコメント手続きを見てきましたが、今回はその交通税の全国における議論の状況をまとめてみました。
 切り口は以下の2つです。
1 地域公共交通計画において取り上げられているか
2 都道府県議会の質問で取り上げられているか

1 地域公共交通計画
 この地域公共交通計画は、地域公共交通活性化再生法で各自治体に作成の努力義務が課されているものですが、本計画の策定が補助金の交付要件になっているため、令和6年6月までに大半の都道府県と多くの市町村で作成される予定です。
 そのうち、都道府県分について、”交通税”又は”新たな財源”という用語が入っているかについて調査しました。作成が確認できた39道府県(未確定2を含む)の計画の内、群馬、静岡、滋賀の3県で本文中に、広島県で策定委員意見という形で用語があるのを確認することができました。

2 都道府県議会議事録
 平成26年から令和5年の議事録を”交通税”で検索し、ヒットするかどうかを見てみました。
 20の府県議会の議事録でヒットしました。

1と2の詳しい情報はこちらへ

 これらの結果をまとめたのが下の地図です。とりあえずは、滋賀の話だと思っていたら、静岡が次に動きが進んでいる段階でなんとも言えないです。
 又、予想以上に議会で取り上げられていて横展開の素地は想像以上に広がっていると感じました。