次の選挙はもう始まっている
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
先の衆院選で与党が過半数割れをしたことから、国民民主党を中心として政局が動きまくっていますね。
私は選挙で掲げた減税公約を実現させるなら何党でも応援しますので、国民民主党以外の政党もぜひ頑張って頂ければと思います。
さて、衆院選が終わったばかりでまだ首班指名も行われていませんが、減税新聞では一足早く次の選挙の話をしようと思います。
その選挙とは
2025年07月28日に任期満了を迎える参議院選挙
です。
解散のない参議院では、248議席の定数のうち6年前に当選した124人の「改選組」の議員が任期満了となり、選挙によって新たに議員が選出されます。
要は参議院は全議席の半数を3年ごとに入れ替える仕組みとなっており、これが衆議院との大きな違いです。
そんな参議院選挙が前回行われたのはガーシーが当選した2022年で(もうあれから3年も経つのですね)、その時点ではこのような議席配分になっていました。
その後の辞職や失職、補欠選挙などで数議席の変化はありますが、現在でも自公が過半数を上回る議席を抑えているのが現状です。
それが来年夏の参院選で議席数がシャッフルされることになるのですが、今の状況を考えるとこの選挙は非常に重要なものとなります。
例えば現在113議席を持つ自民党はその内の51議席が「改選組」となります。
同じく38議席を持つ立憲民主党は22人が任期満了となる「改選組」です。
つまりこんな感じになるわけです。
これを簡単に説明するならば、現在合わせて140議席を持っている自民党と公明党はそのうちの65人が任期満了となるので、もし夏の選挙で自公が65人の当選者を出せば現状維持となります、
しかし
もし当選者が自公合わせて49人以下だと総議席数が124となり過半数を失ってしまう
ということになります。
この数字は今回の衆院選を見れば決して非現実的な数字ではなく、今回改選を迎える自公議員は戦々恐々としていることでしょう。
逆に立憲民主党は「単独過半数」は到底無理であるものの、参院選でも自公を過半数割れに追い込むことで次の衆院選での政権交代を視野に入れたいと思うはずです。
つまり自民党は夏の参院選で「マイナス16議席」となれば完全に権力を失い、政権交代は時間の問題となることを意味するのです。
だからこそ自民党はこのシナリオだけは絶対に避けようするでしょう。
したがって自民党が先の衆院選で100万票以上の比例票を落とした公明党ではなく、逆に350万票も伸ばした国民民主党にすがって新たな連立を模索するのも当然のことであり、国民民主党が決して安売りをしないのもそれをわかっているからでしょう。
自民党としては、来年夏の参院選までに政権支持率を上げて最低でも現状維持を願うでしょう。
そのために世論が求める減税を簡単に蹴ることはかなり難しいと思われます。
なので自公は少しでも減税を避けられるように減税のデメリットや財政への不安を煽ることで世論が減税を求めないようにするでしょうが、真綿で首を締めるようなインフレに苦しめられている国民がそう簡単に騙されるとも思えません。
反対に我々はこの状況を生かして「取って配るなら最初から取るな」で減税世論に火を着け、減税に反対する与党議員には過半数割れした衆院選の結果をあらためて突き付けて
参院選でも自公が過半数割れになってもいいのか!
と圧力を掛けてこのチャンスを生かしていくべきでしょう。
そういえば年中「カウントダウン」と言っている経済評論家が「石破政権カウントダウン」と言ってるのを見ましたが、私は参院選のことを考えれば自民が今の段階で石破降ろしをすることはないと思っています。
なぜなら石破降ろしをするなら参院選前が一番効果的だからです。
国民民主党との政策連携をしながら支持率の動向を見て参院選が戦えそうならそのまま行くでしょうし、危なそうなら例えば参院選前に「高市新総裁」で一気に世論の流れを変え、衆参同時選挙の大博打に打つといった形になると思うからです。
したがって石破退陣のカードは余程のことが無い限り、参院選間際まで切らずに置いてくと考えるのが自然でしょう。
まあこの先はどうなるかわかりませんが、少なくとも言えることは
次の選挙はもう始まっている
ということです。
現在から夏の参院選にかけての動きは、「実際に減税を勝ち取る」という点において減税運動にとっても大きな意味を持つことになるでしょう。
そのためには与党に圧力を掛け続け、減税世論を大きくし続けることが重要です。
引き続き
ごちゃごちゃうるせぇ!減税しろ!
でいきましょう!
ということで、今日はここまで。
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