教育制度の法整備|サイトマップ編
まなびあい
教育制度の法整備
自由で多様な学びの在り方は、学校教育のなかではなく、むしろその外に存在してきたものでした。それが学校教育であるのか、社会教育ひいては生涯学習の在り方を問いていくのか。まだまだ未達の領域です。憲法の理念をはじめ、日本の教育とはなにか。考えていきたいことです。
普通教育および高等教育における日本の教育制度を図解したページです。社会通念として公教育は学校教育のことを指すものと思われてきました。義務教育とは学校に登校することだとも思われてきました。昨今では、登校させる義務はこどもには無いのだという言葉が利かれるようになりましたが、それだけでは理解が不足しています。多様な学びの保障を期待されているからこそ、求められていることをしっかり見極めるために、よく知り、確かめ、考えていただきたいと願っています。
公教育とはなにか。
求められる法整備とはなにか。
kokageでは以下のように解釈してきました。
公教育は学校教育に限定されない(憲法)
義務教育は「学校に登校すること」に限定されない(各通知)
日本国憲法に則り、教育基本法で唱えている普通教育は、学校教育に限定されるものではなく、学校教育以外の教育つまり自由教育(オルタナティブ教育:既存の公教育と異なる教育体系)をも含んでいます。
現行では、学校教育法といって学校教育を対象とした普通教育を受ける制度整備だけは強固に体系的に整っていて、公的支援もありますが、それ以外のところでは未整備だといえます。
公教育とはなにか。それぞれに考え続けていきたい課題です。
高等教育とはなにか。普通教育とはなにか。教育とはなにか。
だれもがみな公平に教育を受ける自由を与えられる平等を、憲法に示されている通りに国に実現してほしいという願いです。それは「学校教育を多様なカタチで受けることができる」こととは意味が違っています。
現行制度の法整備に関しては、下記noteもあわせてお読みになることをおすすめします。確保法の見直しが2020年に迫っています。
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