妄想 台湾旅行計画 -3
日本が急に暑くなり、だのにまだ東京は梅雨入り前というナンセンス。しかし梅雨が過ぎれば夏。滝汗の夏。湿気と高温で車両が故障しました運休します、と私鉄沿線の電鉄会社あたりが公に告知を出してくれなたら、私は日本が好きになるのに。同じ苦しみならば台湾で味わいたい。台湾の夏も素晴らしく極悪だが、汗でべちょべちょになった体をさらしながら外のパイプ椅子で排骨麺でもすすればいいじゃねぇか、と私の中の誰かが言う。
ということで台湾二日目朝ごはんのあとから。
買い物である。
食べ物がうまいとブヒブヒ言っている私ですがもちろん日本の自宅でだって台湾飯を再現したい。だのでスーツケースに詰め込めるだけの食材をまずは買いに行く。まず訪れるのは「JASONS Market Place」。台北駅すぐのQスクエアというデパートの地下に入っているスーパーである。台湾の中では高級な方なのかもしれない。並みいる台湾ブログを読み漁ると、2年前に店名が変更になったようで、JASONSとはもう言わないらしい。HPを調べたら「Mia Cbon」という名前になっていた。フランスの大手カルフールの傘下となったらしいが、とにかく自分の目で確認に行きたいホーミタイ。
ここでは台湾ラーメンや調味料、缶詰などを買いあさる。粉末のミルクコーヒー的なものも職場へのお土産に欠かせない。ひとつ前の記事で「乳アレルギー」とのたまっているが、ちょっとならいける、年に数回でいいから飲みたい。自宅用にも購入必須である。
気を付けたいのは2019年以降の加工肉の日本への持ち込みである。台湾の袋ラーメンでも「炸醤麺(ジャージャーメン)」など加圧加熱殺菌が証明できないものは日本へ持ち込めなくなっているそうだ。缶詰などはこれが証明できればOKとのこと。日本到着後に動物検疫所に行く必要がある場合もあるらしく、どうなる台湾土産。しかしそれを頭に入れたうえでお土産選びをするのもまた楽しいかもしれない。肉は食べろ、現地で食べろである。調味料選びはガイドブックやネット検索で猛者たちのおすすめをガイドに目星をつけたり、パケ買いする勇気を持ったりする。
他には台湾の代表的なスーパー「全聯福利中心」。そこら中にあるので、散策中に飲み物を買ったりする際にも立ち寄る。台湾在住の方々が使われるスーパーなので台湾のものが中心。それを求めている。日本のものなど今は不要だ。
でもってランチはこれまで行ったことのない「林東芳牛肉麺」へ。メトロ(MRT)に乗って忠孝復興駅へ向かう。台北はこのMRTが大変充実しているので、移動は基本的にほぼ困らない。しかしたまにちょっと駅から離れたお店へ向かうときはタクシー利用がおススメである。こちらは調べてみると最寄り駅からは10分ほどとのことで、炎天下の場合は臆せずタクシーかもなと思うのだった。
満たされてお次は五金行めぐりである。五金行とは日本でいう何でも屋というか金物屋、みたいなもので、もうこれについては大好きなブロガーさんの「そこはかノート」さんを参照している。写真センスも素晴らしく、なおかつわかりやすく、ガイドブックを読まずともこちらをバイブルに台北市内をぐるぐる、めぐる(実はお土産の調味料なども「そこはかノート」さんのブログに出ているものをメインに吟味している)。
目当ては「大同」というブランドの食器たち。歴史は古く、昔の大同の食器にはお花柄やその他の柄がたくさんあり、なぜかノスタルジックな気分になれる。私は以前薔薇柄と梅柄の食器をやっとみつけて持ち帰ったのだが、それ以来探すことができていない。今回(架空)は大同の倉庫と言われる「鋮泰企業股木杉有限会社」に必ずや行きたいと思っている。こここそ多分タクシー移動だろう。しかし帰りはどうしたらいいのだ、レンタカーで行くべきか、タクシー会社の電話番号メモしておくべきか。悩む。
ちなみに以前行った五金行のお店はこちら。台湾紹介で有名な青木由香さんが糸井重里氏主宰の「ほぼ日」で紹介されていたのでこちらに貼る。こちらのおかみさん、おしゃれ好きで有名なのだが、私が行ったときはそこまでおしゃれしてなかったので次回はバキバキに決めておいていただきたい。エゴでしょうか。
てことで二日目の夜についてはまたいつか書く。だんだん夢と現実を行き来しているような気分になってきた。これがせん妄というやつなのか……?
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