たわら@真夜中の文化部

美術館にてアーカイブ制作担当。猫と夫。43歳。もうすぐ無職。 主に毎日日記を書きます。…

たわら@真夜中の文化部

美術館にてアーカイブ制作担当。猫と夫。43歳。もうすぐ無職。 主に毎日日記を書きます。 IT→web→社内SE→美術館勤務。 真夜中は寝ています。文化部体質。 朝走るようになり、猫が集会をしている公園を発見したのでそれを見に行くのが日課。

最近の記事

占いも運転も最後の決断は自分にかかっている模様

7月だ。 一斉に占い界隈が2024年下半期占いを掲載してくれるので読む。読み物が増えてくれるのでスマホ中毒としてはとてもありがたい。 そして大体結果を忘れて生きていく、無意味なことの繰り返しの人生だがそれが楽しい。点々とは覚えている。10月に金運が良くなるはずとか、ノーメイクでパーティしようって気になる、とか。 後者については比喩的な表現だとは理解しているが、私にとって人混みにいくだけでも精神がダメージを受けるのに果たしてノーメイクで「楽しんでますか?」などと人に声をかけ

    • 清潔になりたい人間の夏の乗り越え方

      清潔感にまだ固執している。 とにかくユニクロを駆使してどこまで清潔になれるかが勝負である。お値段的にも清潔になりやすいので助かる。そして清貧という言葉を都合よく使えば人間性まで清潔になった気分になる。嫌な罠である。 貧しいことはいいことだみたいに感じさせるなんて、昔から呪いかけてくる文化なのだなと思う。言葉なんてどこもそんな感じなんだろうか? 話が逸れた。 呪いはさておき、先日、学生時代の友人たちとユニクロに行った。すでにジメジメ暑いわけで、この夏を乗り切るためにも清潔

      • 自分のキメ顔を見て元気出す

        LINEの不具合ごときで更新がストップしてしまいそうになった。弱い、弱い自分。自分はSNS依存になどならない、とどこかで過信していたが立派な依存症である。他の人より酷い気すらする。今日は5分ごとにスマホを確認したりして、仕事中なのに自分でも引いた。 家に帰ってからずっと動画を見てしまった。怠惰モードになると抜け出せなくてつらい。しかも怠惰になるといろいろ考え始めてしまって、暇な時間があるからだ、いかんいかんと思ってまたスマホのゲームなどに精を出してしまう。この時間を筋トレに

        • 「みたのこぴすたー」を知る者たち

          父と話をしていたら「みたのこぴすたー」という電気がつきそうな呪文が飛び出したので、「何?ぴ?」と何回も聞き返してしまった。ことの発端は、私が「東京ラブストーリーを見て衝撃を受けたこと」を話し出したのがきっかけだった。 小さい頃見せてもらえなかったので、何年か前にテレビで特別放送された時に見たのだが、あの衝撃が今も忘れられない。織田裕二が働くオフィスの机の上には灰皿と電話しかなかった。パソコンはコンピュータと呼ばれ、オフィスに一台だけ。マトリックス的な文字色で、フロッピーディ

        占いも運転も最後の決断は自分にかかっている模様

          恥は強さのはじまりかもしれない

          生きていて怖いのは恥をかくことだった。それが最近薄らいできている。恥をかかされるのはまあ多少きつい。悪意があるかないかで、随分違うと思う。しかし、少しだけであって、30代までの自分と比べると随分気にしなくなった。 以前はたとえば、「自ら会議での発言」など考えられなかった。自分がトンチンカンな質問をしてみんなの時間を止めてしまったらどうしよう、バカだと思われたらどうしよう、または質問しないことで「やる気がない」と思われていたらどうしよう。こんな有様で常に気が気ではなかった。

          恥は強さのはじまりかもしれない

          妄想 台湾旅行計画 -5(終)

          台湾最終日(架空)。 帰りの飛行機は17時発。その日中に日本の家にたどり着きたいとなると、飛行機は夕方くらいになる。 最終日のこの日は、また台北に来るための祈りの時間を設ける。MRTに乗って「行天宮」を目指す。 行天宮は三国志で有名な関羽が祀られているお寺で、学問や仕事運アップの神様として知られている。このお寺にほど近い「喜多士豆漿店」にて朝ごはんを食す。二日目の朝にも食べた豆乳スープのお店で、こちらはほかにサクサクとした蛋餅(ダンピン)という小麦粉に卵やネギを包んだパイの

          妄想 台湾旅行計画 -5(終)

          祖母と末っ子

          インフルエンサーのkemio氏のYouTubeを見ていたら、おばあさまが出ていらっしゃった。足の骨を折って入院されていたが無事退院とのことで、孫であるケミオさんが花束を買って駆けつけていた。おばあさまというからおばあさまなのだろうと想像していたのに、大層お若くいらしてびっくりしたのと同時に、退院と聞いて駆けつけられる間柄を羨ましく思った。kemio氏とおばあさまは、抱きついて、歌って、激しく会話していた。 私には祖父母の記憶というのがほとんどない。物心ついた時には父方の祖母

          相棒とは

          車の運転を始めたら、車が欲しくなってきた。男と付き合いだしたらカワイイ下着欲しくなってきた、ときっと同義である。うちにはマイカーなるものはない、今のところ必要ない。一応都内と言われる場所の端っこだし、電車はあるし、いざとなったらタクシーに乗ればいい。しかし昨今タクシーは競争率が高い。 そう、「いざ」となった時の車なのである。家人が倒れたら、猫の具合が悪くなったら、離れて暮らす親になにかあったら―。私はきっと守りに入ってきているのだろう。まだ起こってもいないことに、なんとか先

          指輪とおでこと眉毛のこと

          無くしたと思った安価な指輪を、今日職場の外で発見した。建物の入口扉付近に置かれたスロープの上に落ちていたのだ。何の変哲もないシルバーのリングなのだがまさか自分の目に入るとは思わないくらい地味なところに落ちていた。この幸運を誰かにわけたい、と思い筆を執りました。これを読んでくれている稀有で変わり者なあなたにも何か発見がありますように。 美容院に行かない日々が続いている。美容院に不満があるわけではなく、ただただ行かないのである。しかし行かないと前髪が大変なことになってきている。

          指輪とおでこと眉毛のこと

          税金ララバイ

          毎度おなじみの落ち込み時期がやってきて、こんなときは猫で気持ちも体も満たしてやろうと思って猫を抱きに行くも、避けられる。うちの猫はよく眉間にしわを寄せて飼い主を侮蔑する。血も涙もない。 そんなところに夫宛の税金の払込用紙が送られてきた。住民税と固定資産税だった。 日本の大人たちはご存じの通り、住民税は昨年の年収をもとに作られる。夫はおととしまでは会社員をしていたが独立しフリーランスとなった。会社を辞めた次の年というのは税金の額にびっくりするから覚悟しておけと言われるが、そ

          妄想 台湾旅行計画 -4

          土砂降りの日本全国、くれぐれも足元にご注意ください。 私は今朝走りに出たのだが、雨の中走るのは初めてだった。しかしこれがいつもより幾分か軽快に走れた気がする。日差しがないというのはこんなにも体が楽なのか。またキャップとフードをかぶれば顔に水が当たらないので雨を気にしすぎなくて済む。しかし視界が狭まるのであまり推奨はできない気もした。なんの話なんだか。 台北、二日目のおやつタイムは迪化街(てきかがい)にあるこちらに行く。迪化街は台北の中心地中山からもほど近く、メトロでも、頑張

          妄想 台湾旅行計画 -4

          清潔に憧れ清潔になりたいと願うけど不潔でもそれなりに生きられる

          清潔にハマっている。 いやハマることじゃないだろと言われるかもしれないが最近になってハマっている。というのも私は長年不潔であった。夫に言わせると過去の私は相当やばいらしい。これを書くことで連絡を取れる人が減ってしまうかもしれないがもしそうでも責めることはできない。自分でも引いている。だからこそ今清潔にすることがやたら楽しいのである。 お子さんがいる友人に話を聞くと、子育て中、家を清潔にすることは一時期諦める、ときっぱり言った。しかし病気になられても困るのでやらなければならな

          清潔に憧れ清潔になりたいと願うけど不潔でもそれなりに生きられる

          妄想 台湾旅行計画 -3

          日本が急に暑くなり、だのにまだ東京は梅雨入り前というナンセンス。しかし梅雨が過ぎれば夏。滝汗の夏。湿気と高温で車両が故障しました運休します、と私鉄沿線の電鉄会社あたりが公に告知を出してくれなたら、私は日本が好きになるのに。同じ苦しみならば台湾で味わいたい。台湾の夏も素晴らしく極悪だが、汗でべちょべちょになった体をさらしながら外のパイプ椅子で排骨麺でもすすればいいじゃねぇか、と私の中の誰かが言う。 ということで台湾二日目朝ごはんのあとから。 買い物である。 食べ物がうまいと

          妄想 台湾旅行計画 -3

          乳と小麦から遠く離れて

          自分の生活の中から乳製品と小麦が消えて3か月くらいたっただろうか。 ある日胃が痛くてどうしようもなくなり、会社を早退して行った病院でたまたまアレルギー検査をしたら乳製品に強い反応が出た。 小麦については数値はちょっと高いくらいだが、これも念のため控えるように、とのことだった。以来、できる限り乳・小麦を省く生活をしている。 まさか40歳過ぎてアレルギーが新たに見つかるとは思ってもみなかった。基本的にお腹が弱いので牛乳を飲む習慣などなかったのだがなぜ?と診断された時は思ったが、

          乳と小麦から遠く離れて

          妄想 台湾旅行計画 -2

          虫の季節になった。職場は都内にも関わらず鬱蒼とした木々が隣接しているため、小さな虫たちが建物内にいることが多々ある。ダンゴムシならまだいいが多足系になってくると出会いがしらに衝撃が生まれる。 毎年のことだが虫には慣れない。宇宙人のような見た目も相まって弱腰になる。彼らが飛べないとわかっていても「たった今進化したかもしれない」という疑惑が晴れず飛ばれたら太刀打ちできない。人間は弱い生き物だ、虫よりもずっと。 ということで台湾旅(架空)を続行する。 一日目の夜はホテルで予約し

          妄想 台湾旅行計画 -2

          妄想 台湾旅行計画

          海外に久しく行っていない。疫病以降行っていないからもう4年近く行っていない。円安と騒いでいる割には海外へ旅する人は周囲に多く、自分も参戦したい気持ちがむくむくと育っている。しかし先立つものがなさ過ぎて不安しかない。とはいえうらやましがるだけでは何もならない。 頭がおかしくなりそうなので時期や金銭を度外視して台湾旅行の計画を立ててみることにした。行先は台湾。これまで何回か行っては癒されてきた。行きたい。鍋が食べたい。足裏マッサージがしたい。日本だと並ぶという行為が苦手でも、台

          妄想 台湾旅行計画