たわけ

マイペースで心にねじねじスカーフを飼っている面倒な人間。

たわけ

マイペースで心にねじねじスカーフを飼っている面倒な人間。

最近の記事

  • 固定された記事

ほんとうのたわけ。

12月29日 足元が揺れた日。人生の中でこれから忘れないであろうこの瞬間。記録に残して後で笑えますように。 さて、今からかわいそうな女の話をしよう。 この話にでてくるのは23歳女、年齢=彼氏いない歴である。 恋人が欲しいと思ったことはあるが性欲が強くはないし、まず見た目が異性ウケしないせいで恋人というものとは縁遠い人生であった。 (人間顔だよな) そんな面倒な女は自分を出会いを求めていない、異性友だちもOKないわゆるサバサバ系女として周りにふれまわっていた。 しかし実

    • 自分の中の沼

      このたわけ女、数日前に逆ナンに成功した。 案外ノリのいい相手はとてもかわいいく気に入ったが、仕事に関して多くを語らずスケジュールがつかめない。 そのとき自称「サバサバ女」の沼を発見する。 いままでなら連絡頻度が少なかろうが、気にしない、むしろそんな連絡することはない派の人間だったのにも関わらず (きれいに言えば自分の時間が大切派) いまたった一日返信が来ないだけでこうも自分の気持ちを抑えられず 意味の分からないことをつらつらと書きなぐっているのである。 友達が恋人との連

      • 男女間での友情はありえるか?

        人類の永遠のトークテーマ。 普段ならそんなもの興味もなければ、好きにせんかいとさえ思う。 でもこの度その議題に自分が強制的に参加することになった。 実際当事者になったらそんなウキウキ気分で討論もできず、嫌悪感がすごくて友情も何もかも消え去った。 告白をされてからというもの 気まずい関係が続き、お互い話し合おうというものの 仕事だの通院だの言い訳をして多分5か月くらい過ぎた気がする。 そして今日、遅めの昼ご飯にありついていたら 例の人から長文のメッセージが。 現在はブ

        • 好意ならすべてありがたいか?

          友達からの突然の告白。 その友達から告白されるのは2回目。 1回目は病気の告白。 「がんなんだよね。すぐ死ぬわけじゃないけど5年後の生存率は30パーセントくらい?」 2回目の今回は、私が好きだというものだった。 数日前から様子がおかしかったこと、電話をしたときの口調がなぜか私の気にさわったことからなんだか嫌な予感がしていたがまさか。 告白自体は文章で、早めに寝ていた私は次の日の朝、その衝撃でずっと頭が痛かった。 その文章を見た日は、休みでいろいろと予定があったので返信

        • 固定された記事

        ほんとうのたわけ。

          タイミングを見計らった指輪

          指輪が見つかった。 1か月前ほどから無くしたと思っていたものだった。 この指輪はあの人と一緒に出掛けた時に買ったもので、無くしてから数日は自分の手を見るたびに少しへこんだ。 その指輪がソファの隙間からみつかった。 見つかった瞬間はうれしかったけれど、やっと踏ん切りがついて新しいものを購入した矢先だった。 また少し気持ちが揺らいだときに限ってこうして見つかるなんてなんとも うらめしい。 当のあの人といえば一緒に買った指輪をずいぶん前になくしている。 (同じ指輪ではない)

          タイミングを見計らった指輪

          33歳はしっかりしないといけない?

          いつもの居酒屋のカウンターに顔の赤いお姉さまが2人。 その日私は財布を持っておらず、先輩が代わりにだしてやると2人ですこし腹ごしらえにきていた。 私たちが来たときには既にお姉さまたちは出来上がっており、私たちに興味津々で、 「何歳?」 「わっかー!なんでもできるじゃん」 と年齢を言うだけで大盛り上がりだ。 お姉さま方は30代で2人とも未婚だそうで、 1人は8年ほど付き合った彼氏がおり結婚の話は出ていないがもうその気はないらしい。 もう1人は彼氏がおらず、社内の4つ上

          33歳はしっかりしないといけない?

          ずるずるとひきずる、たわけ。

          「あの人のこと好きなんじゃないの?」 居酒屋のカウンターで先輩が私に言った。 「まさか。皆さんのことも好きですよ、同じくらい。」 誤魔化すのが自分でも驚くぐらい下手だった。 2021年しっかりと片思いが終わった訳だが、あの人の恋人について詳細を知らなかった。 何度か聞き出そうとしてみたが、誤魔化してうやむやにされていた。 常に直球で思ったことをすぐに口に出して嘘が下手な人だと思っていたから、ここまで言わないとは思わなかった。 ある程度親しくなったと思っていたのは私だ

          ずるずるとひきずる、たわけ。

          芝生色の靴下

          正月出勤が終わり、やっともらった休日。 これまで寝不足が重なり、ゆっくり寝ようかとも思った。 でもまだ正月ムードが抜けていないせいか、もったいなく思ったので予定を詰めることにした。 電車に乗り遅れそうになって走ったら腹痛に襲われてくじけそうになる。 午前中から展覧会に足を運び、午後からはミニシアターへ。 以前は500円で見られた映画が1300円になっていた。いろいろ痛む。 誰かさんが見たい映画の上映時期の終了が迫っていたから未練たらしく来てしまった。 次の日の出勤

          芝生色の靴下