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トマトとツナの発酵リピエノ

トマトが美味しい時期ですね。スーパーには多くて10種類くらいのトマトが並んでいます。この時期のトマトは赤みが強くて味が濃いものが多く、樹熟で夏より栄養価が高く、美味しいものに出会えると嬉しくなります。毎日1個はサラダやソースで食べています。

今月の発酵ルーム@clubhouseでご紹介したのは、トマトを使ったレシピ「トマトとツナの発酵リピエノ」。
リピエノって?と真っ先にご質問いただきました。リピエノとは詰め物のことです。

このレシピは、トスカーナ州キャンティの丘の上に住むマンマに教わった春夏の前菜で、6月の少し暑くなった頃、冷たくてとても美味しかったのを思い出します。
今回は簡単な発酵イタリアンにアレンジ、アンチエイジングと腸活に良いレシピをご紹介しますね!

材料:2個分
トマト(中サイズ・フルーツトマト)2個
ツナ缶 (サバ缶などでも)80g
新玉ねぎみじん切り 40g
バジルあらみじん 2枚分
塩麹(塩分濃度12.5%) 小さじ1
ヨーグルト 小さじ2
レモン果汁 小さじ1
EXVオリーブオイル 小さじ1
塩 少々
黒胡椒 適量

作り方
①    トマトのヘタを取り横半分(または上部1/3)を切って、中身をスプーンでくり抜く

くりぬいたトマトは、サラダやスープ、お味噌汁に加えたり、トマトソース作りに使ってください

②    トマトの内側に塩をふって逆さに置き、水分を取り除く。

できればヘタを取り除いて。穴が開きそうなら取らなくてO.K

③    ツナ缶のオイルを切り、トマト以外の材料を混ぜ、トマトに詰めて出来上がり。2,3日冷蔵庫で保存可能。

メモ:
・トマトは真っ赤なものを。果実のおしり部分から放射線状に現れる線があるものは糖度があがっていて美味しい。ヘタの周りが緑のものは未完熟。

・ヨーグルトの乳酸菌や塩麹などの発酵食品を摂ることで腸内環境を整えます。

・玉葱はオリゴ糖が含まれるプレバイオテクス。善玉菌のエサになります。

・トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用が強力で、オリーブオイルと一緒に摂ると吸収率がアップします。

・トマトのビタミンC、E、バジルのビタミンE、βカロテンは、腸に有効に働きかけます。

・バジルはイタリアでバジリコとよばれ、夏によく使われるハーブの王様。香り成分には心や体の疲れを癒し、リラックスさせてくれる効果があります。バジルを使うと、一瞬でイタリアらしい味になります。

フォークとナイフを使うと食べやすい♪

お子様と一緒に作るのも楽しそうですね。
日常からおもてなしまで対応するレシピ。イタリアンのアンチエイジングと日本の発酵をかけあわせた腸活料理、ぜひお役立てくださいね!

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