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初めての海外ひとり旅6
観光を終えて、例のお土産屋さんに戻った。おばちゃんに旦那に迎えにきてもらうからお土産でも見ててと言われた。
よくあるお土産屋さんではなく、がっつりモン族の伝統工芸のため特に欲しいものもなくただ軒先の椅子に座ってぼーっとして待っていた。
そこに旦那さんがバイクで登場。おばちゃんにこの人英語喋れないからと言われ、バイクに乗せられた。
家に着くと、軒先で靴を脱ぐように言われた。玄関らしきものはなく
初めての海外ひとり旅5
ぷらぷらしてたら帰りのソンテウを見つけて、そのまま乗り込んだ。
サンクラブリーに引きかえした。さて、今日の宿決めてない。でも、先に観光したいからとりあえず歩くか。
朝来た道を引き返す。茶色い土の真っ直ぐな道。炎天下のお昼間、誰も歩いていない。
ダラダラと歩いていると、前から野犬が3匹、何故か縦一列になって歩いてきた。
どーしよう。私は犬が苦手だ。いつもなら道路の反対側に渡るくらい苦手だ。逃
初めての海外ひとり旅4
3日目
朝早く起きて、部屋を出た。
その辺にニワトリが歩き回る中、カウンターへ向かう。そして、とりあえずチェックアウトした。私はスリーパゴダパスに行きたいんだ。今日の宿はとりあえず決めないで行ってしまおう。
バス乗り場に向かった。リュックをからいながら、てけてけと歩いた。コンビニなんてないし、てか何も無いし人もいない。
やっと、朝ごはんの売ってる屋台を見つける。ソーセージみたいなやつ?腸詰
初めての海外ひとり旅3
2日目の続き
バスの駅に着いて、サンクラブリーへのチケットを買いに向かった。バスではなくて、エアコンバスと言う小型バンの乗り合いタクシー的なものに乗るために。
チケット売り場は、旅行会社みたいな感じで建物に入るとクーラーが効いてて待合コーナーがあった。その奥にはガラス越しの部屋があり、そこがチケットカウンターになっていた。
カウンター席には誰もおらず、ガラスの部屋の真ん中のテーブルで皆でお喋
初めての海外ひとり旅2
2日目
周りの騒音がひどく、あまり眠れないまま朝を迎えた。窓の外を見ると昨日の夜のガチャガチャしたネオンや人混みが消えていて、少し安心した。
よし、旅をしよう。荷物をまとめて、フロントに向かう。階段降りる時に、190cm以上ある白人のカップルに会った。大っきいバックパックを背負ってて、世界中をまわっている感じ。
グッモーニンって言われて、勝手にバックパッカーの仲間入りした気がして、ちょっと元
初めての海外ひとり旅1
もう10年以上前の話…
仕事を辞めるのが決まった時に、一人旅が出来る大人になりたいと漠然と思った。
私には数年前に知り合った旅のプロがいる。彼女はおばあちゃんが結婚費用にと貯めてくれた貯金を使って世界を廻った強者だ(笑)
早速彼女に相談した。どこに行きたいのか聞かれたが、特に行きたい所なんてない。ただ、一人旅ができる大人になりたい。人生観が変わるような経験をしてみたい。ただ、それだけだった。