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家の中で子どもが走り回る理由と3つの対処法

「走り回るのをやめなさい!」

 何度言っても聞く耳を持たず走りまわる子供たちに頭を抱えてらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか。

 外出自粛やリモートワークで家にいる機会が多くなる中、ドタドタ走り回られたらたまったもんじゃないですよね。アパートやマンションにお住いの方はとくに近所迷惑になるのではないかと肝を冷やしているはず。

「もうお手上げ!何か良い対策はないの?」

 というあなたのために!【なぜ家の中で走り回るのか?】という理由と【どうすれば走り回らずに済むのか?】といった対処法を書き出しました。

 家の中で子どもが暴れまわって困っている!という悩みを解決するヒントが書かれているのでぜひ最後まで読んでくださいね。

 では参りましょう!

家の中で子どもが走り回る理由

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 「そういった性格だから」「体力が有り余っているから」といった理由も多分にありますが、それ以前に【家の中で楽しいことが走り回る以外に無い】ということが主な原因です。

 そして、小さな子どもは衝動を抑える脳機能が発達しきっていないため、やりたい!と思ったことが止められず制御できません。

 ただ単に”家の中でできるいちばん楽しい遊び”を選択しているだけなんです。つまりは”走り回るよりも楽しい何か”を作ってしまえば問題は解決します。

ゲームをすればおとなしくなるのでは?

 家遊びの代表格であるテレビゲーム。ゲームをさせるとおとなしくなるのでは?といった意見もあるかと思います。しかし、ここに関しては待ったをさせてください。

 人間の脳は後ろから前にかけて成長していきます。そして、感情を制御し、自制心を働かせる部位は前方にあるんですよね。だから子どもはお菓子が目のまえにあると我慢できずに手を伸ばしてしまったり、買って買って!と泣きわめきながら駄々をこねたりしてしまうんです。

 大人であれば「もっとやりたいけど明日は仕事があるしそろそろ寝よう」といった自制心が働きますが、子どもは衝動を抑えることができません。

 例えるならブレーキのない自動車のようなもの。大人ならまだしも、幼いころから長時間、刺激的な映像に触れてしまうと子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性が高まります。

 ゲームは家でおとなしく遊ばせる目的は果たせますが、以上の事から推奨はできません。

おすすめの対処法3つ

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 わたしが推奨するのは低刺激かつ知育ができるものです。おとなしくしてくれる上に知能が向上するなら文句なしですよね。カードゲームのようなひとりでできないものは省いて紹介します。

① マグフォーマー

 マグネット式の知育玩具です。

 ブロック同様、創造力を養うことができます。ブロックよりもこちらを勧める理由は片付けが簡単だから。ブロックも持っているのですが、かなり散らばるので片付けが大変なんですよね。親としても大助かりのおもちゃです。

② perplexus(パープレクサス)

 パープレクサスはご存じでしょうか。

 中にある玉を転がしゴールを目指す知育玩具です。転がす方向は数字を見ればわかるようになっていますので、4歳くらいから楽しめると思います。

 これ、大人がやってもかなり楽しめます。わたしも試しにやってみたのですが、気が付くと数時間経っていた、なんてこともあるくらい。やりたくて取り合いになるほど熱中します。

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 ちなみに、上記のオリジナルが通常レベル。

 こちらのルーキーはオリジナルよりも難易度は低く設計されています。小さなお子様はここから始めるのも良いかもしれません。

 ルーキーやオリジナルじゃ物足りねえ!という猛者は下のエピックをどうぞ。

 ちなみに、わたしはオリジナルを攻略できていません。エピックは触ったことが無いですが、かなり難しいと思います。

③ タブレット教材

 最近話題のタブレット型の教材。タブレット教材の強みは勉強らしさを感じさせないところにあります。代表的なところで言えばベネッセさんが商品化していますね。

 我が家でもいくつか契約していますが、どれもゲーム性があり勉強にもなるため、楽しみながらどんどんのめり込むことができます。

 なぜいいのか?といったところを詳しくまとめた記事をうえに貼っておきます。

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 勉強しなさい!と言わずとも勝手にやります。タブレット教材は超おすすめ。

 その他家の中でも楽しめるあそびをまとめたこちらの記事もどうぞ。

怒鳴って注意するのはやめよう

 走り回る子どもに対して怒鳴って注意するのはやめましょう。なぜなら恐怖で子どもをコントロールすることに依存してしまうと不幸になってしまうからです。

 人間は慣れる生き物です。まいにち叱られると恐怖心が薄れ、だんだん制御ができなくなっていきます。

 怒鳴ってもダメならさらに強い恐怖心を与えなければなりません。つまり何かを奪ったり、暴力をふるうといったことです。

 そういった負のスパイラルから脱却するために恐怖心に頼るのではなく、別の解決方法を確立させましょう。子どもが自発的にこうしたい!と思えるような仕組みや環境作りを心掛けてください。

まとめ

✅家で走り回るの理由は「それが一番楽しいから」
✅子どもは衝動を抑えることができない
✅テレビゲームに頼るのではなく、知育玩具や教材を使うのがおすすめ
✅恐怖で子どもをコントロールしようとしない

 ついつい大人の都合で子どもに言い聞かせようとしてしまいますが、子どもの特性や感情を理解し、対処することで互いにストレスを抱えることがなくなります。

 心が休まるはずの家でギスギスしたくないですよね。家庭は笑顔で溢れるべき!だとわたしは思います。

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 幼少期に過度なストレスを与えてしまうと「ここは危険な環境だ!有事に備えよ!」と成長時に脳の危機管理アラームが過剰に発達してしまいます。

 すると何でもないことに対しても敵意や身の危険を感じやすくなるため、コミュニケーション能力が低くなり、非常に生きづらい体質になってしまいます。

 非行に走る不良はその典型例。目が合っただけで敵意を感じたり、笑い声を聞いただけで馬鹿にされていると感じてしまいます。

 そうならないためにも、まずは親であるわれわれがなるべくストレスを抱えずに済む方法を考え実行することが大切。そして心に余暇を持ち、真摯に子どもと向き合っていけばどんな困難も解決できると思います。

 みんな笑顔で溢れる家庭を築けるように願っております。

 ということで以上!ではまた!

 



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