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計画性がない私が少し成長した話


タイトルの通りだ。私はどうも計画性がない。子供の時からだ。


そういえば小学生の夏休みの宿題で「夏休みの計画」というのがあった。夏休みに何をするかを1日ごとに1文程度書くといった内容だ。もちろん最終日まで白紙で、適当な事を10分程度で考えて提出した。

計画を立てる事自体はできる。あれをする、これをすると理想を並べるだけだからだ。といっても本当の計画の立て方はこんな単純なものではないと知っている。本格的なのは難しい。私がするのは日付という要素で概算する程度のものだ。


例えば1週間で読み終えたい本があったとして単純に総ページ数を7で割る、ただそれだけだ。

しかしそれでは続かない。なぜなら、平日と休日、予定のある日無い日を考慮していないからだ。読書する余裕がある日とも言い換えれる。これを考えていないのですぐ狂ってしまう。初日はやる気に満ち溢れているので何が何でも行動する。次の日が余裕のない日ならその時点で終わりだ。3日目には昨日達成できなかった、つまり毎日続けられなかった、という思考になり計画失敗となる。

今まで何度私はこの失敗を経験したか分からない。


この時ひどく憂鬱になるものである。私はこんな事も続けられないのか、と自問自答を続けた記憶がある。失敗が重なると計画を立てる事自体を恐れてしまうのだ。どうせ次もすぐ破綻するだろう、と思うようになる。

厄介なものだ。


改善しようと何度も試行錯誤して、落ち着いたのは明日の計画「だけ」を立てることだった。今日の終わりに明日の計画を立てるのだ。

これの利点は「計画を立てる」という計画を立てられることだ。

例えば今から1ヶ月の計画を立てるとする。
明日から1ヶ月先まで書くわけだが、次に「計画を立てる」という作業を行うのは1ヶ月後なのだ。1ヶ月間の計画を立てる作業というのは面倒臭いものでパパッと終わらない。だから道中で計画通りに行かず失敗した時に再計画できないのだ。

だが毎日計画を立てれば、仮に明日失敗してもその日の終わりにまた作る。しかも内容は1日分だけでよいのだ。この気軽さが心の負担を減らす。また計画を立てる習慣をつけることで前述した恐怖心を減らせる事も利点の一つだ。

これにより私は以前よりもまだマシに行動できている、気がする。
明日はここに行こうとかだけでも良い、私はそこから始めた。これだけで何もしなかった、という日が無くせる。オススメしたい。

計画性が本当にない人向けに書いた記事なので普通の人は理解できない事もあると思うが、そこはご了承頂きたい。

それでは。

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