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「CLS道東」極寒編と「道東トラベルウィーク」を終えて

2023年2月4日、港まちベース946BANYAで開催された「CLS道東」「道東トラベルウィーク2023冬」について振り返ります。さっそくですが振り返ると清水は、ほとんどCLSに居ないという結果に(笑)。

そもそもCLS道東とは、さまざまなコミュニティで活動するリーダーたちが集い、その考えかたや取り組みを知り、交流をはかるイベントです。


今回は、地元民でも寒くて出不精になりがちな真冬の2月に、「極寒編」として開催。結果的には来場者数124名となりました!本当にありがとうございます…!


CLS道東終了後の懇親会は、港の屋台のお店からオードブルを総動員!
MOOなかで生み出す経済効果!


CLS道東×道東トラベルウィーク2023冬

さて、実際にはCLS道東とあわせて「道東トラベルウィーク2023冬 #余白をえがく道東旅という、もうひとつ大きな企画が動いていました。


清水はこちらで現地のローカルガイドを担当し、地域の魅力に触れる企画に携わっていました。というか、ほぼ参加者の皆様と余白をえがいていた…

極寒ワカサギ釣りの釣果は3匹でしたw


「CLS道東・極寒編」は、道東の空港がある各エリア(帯広、中標津、女満別、釧路)から入り、ワーケーションをしながら最終的に釧路の港まちベース946BANYAで合流する企画。

「道東トラベルウィーク #余白をえがく道東旅は、帯広から釧路、弟子屈、斜里、北見と1ヶ月かけて道東を巡る企画。

そのふたつの大きな企画を「2/4(土)の946BANYAで合流させよう!」といった、ワクワクを100倍にした目的が運営メンバーにありました。

が、実際のところは身体がひとつでは全然足りないという基本的なことを再確認(笑)。神様、健康で丈夫な身体をもうひとつおくれ…


左がたつやで、右が清水。
真ん中が清水たつやで、ややこしや


頼まれごとは、試されごと。地域の体験コンテンツをコーディネートする難しさ

清水は今までローカルメディアの仕事に携わり、地域の魅力を直接この身をもって取材してきました。

なかでも地域のお店を中心に釧路の魅力を取材してきた経験があるので、清水へ直接「釧路の魅力や楽しみ方を知りたい」といったお知らせを受けることも多くなりました。

「頼まれごとは、試されごと。」

リスペクトしている先輩の言葉ですが、まさにそうした「地域外から来られる人たちが望んでいるものを提供する機会が多くなってきているからこそ、やったことのないものでもチャレンジしなくては!」と、勝手に使命感を感じて引き受けてしまう清水(悪い癖)。

そこで見えてきたのが、地域外からの需要と地域のなかでの供給をマッチングさせる難しさです。

この辺は、おそらく実際にやる人が少ないと思うので、今回少しでも言語化しておきたいと思います。


釧路といえば、そば!東家ぬさまいでの一コマ

今回、清水がコーディネートしたのは以下のコンテンツとなります。(現地集合、現地解散で参加者を把握した上での企画)

・ようこそくしろへ。ローカルガイド清水による釧路の朝活トーク
・昆布森漁協の青年部のみなさんとウエルカムドリンク「三平汁(さんぺいじる)」で乾杯
・なつかし館「蔵」で、釧路の歴史に触れる余白
・はりきゅうアロマヴィーヴルさんの嗅覚反応分析
・HOTSOURCEさんで交流フライデーナイト
・真冬の釧路湿原国立公園の極寒カヌー
・達古武湖の氷上でワカサギ釣り体験
・MOO2F港の屋台のお店のオードブルで懇親会
※コーディネートだけではなく、滞在中は清水のローカルネットワークでオススメのお店などのサポート付き


釧路町昆布森漁協青年部のみなさんと
乾杯した三平汁(さんぺいじる)は郷土の味


当日を迎えるまで、道東トラベルウィークの担当者と地域側のコンテンツの担当者の打ち合わせを繰り返し、実現に向けて必要なものや条件のすり合わせを行いました。

一方の要望を聞くだけではなく、双方の良しとするポイントをおさえて話をつなげていく工程が、なかなか難しい。

また、当たり前かもしれませんが地元のプロに柔軟な対応をお願いするには「信頼」が無いとうまれないことも、身をもって知る良き機会となりました。(突然の二次会、三次会対応をしてくれたお店にも感謝です…)


寿司スナックでお馴染みのBUKUBUKUあわ家さん


MIXして新しいグルーヴを生みだす。地域内外のムードの違い

きっとはじめて釧路に来たゲストに、ここまでローカル色の強い地元民との交流の機会がある企画もなかなか無いと思います。

結果的に参加者の皆さんには、喜んでもらえて本当に良かったです。

そして、事故などなく無事にいつもの日常に戻れたことに安堵感と、やりきった思いで「しばらくはイベントはいいかな…」と思いつつ、また何かしらやらかしてしまうパターンなのが清水でございます。

「なんでそこまでやるの?」

と自分でも思いますが、一番は地域内と地域外の人がつながる「化学反応」や「見たことのない景色」を見てみたいからだと思います。

もちろん仕事として、外から来たゲストと関係性をつくることも大切なことですが、「ネガティブなムード強めなローカル」と「ポジティブなムード強めなゲストたち」をミックスしていくことに可能性を感じているから、だと思います。

それは、さながらDJプレイのように。ジャンルや楽曲が違うものをひとつにミックスしていく行為に例えることができます。

今、地域というダンスフロアはずっと同じ曲ばかり聴かされて、誰も踊っていない状態です。

そろそろ次の曲をかけて、ムードを変えること。

誰もがまたワクワクしてダンスフロアに戻ってくることを夢みて、リアルにシナジーを起こせる打ち手を打ち続けていくことが大切なのでは?

この釧路というまちのクラブカルチャーで、草の根的に育った清水はそう感じています。

CLS道東については、素敵な記事がたくさんあるので是非こちらからお読みください!


今回の記事は、現地の清水がどんな動きをしていたかを振り返るような内容でした。最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございます!