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二次オーディション(スチール)

朝5時半に自宅を出て、神戸空港から東京へ移動。長い一日の始まりです。
会場は神楽坂。初めて訪れる場所なので、時間もあるし東京散策しながら行こうかなと思っていたのですが、朝早いのとそもそも緊張が極まりつつあり、正直そんな気持ちになることもなく、早々に会場近くまで移動してカフェに入ってイメトレ。


スチール撮影に向けての想い

気持ちは衣装が楽しみというのもあってワクワクが勝ってました。
ただ、ポージングについてはほんとにわからなくて、自宅でひたすらどういう形が良いのか、どうすればうまく表現できるのか模索しながら練習し続けました。答えのないものを模索しながら練習するのはしんどい時もありましたが、今年の僕の課題は「努力する」なので 笑。結局完璧なんかわからずじまいで二次に臨みました。

現場にて

同じオーディションを受ける女性の方たちはメイクが必要でしが、僕たちメンズはメイクなし、ということでしばらく控室のようなところでスタッフさん達とお話してました。色々今回のオーディションの背景が見れた気がしました。改めて参加されておられるみなさんはスタイルも良く、おきれいな方たちばかりなので、緊張も相まって胸焼けが・・・。こりゃモテねーわけだわ。と心のなかで自分にツッコむ。

渡された衣装

「さあやるよ!衣装着て!」
の合図の元、与えられた衣装に着替え始めたのですが、
キツイ、細い、動きが制限される。
着るには着れましたが、これでは練習した動きができない 汗
ここで思考停止になるわけにはいかずどうしたら良いかひたすら頭を働かせました。もう緊張が過ぎてる状態です。現場には魔物がいます。

審査員の前での撮影

今回のスチールも審査員の方がいらっしゃいます。
現役モデルの方たちと過去のこのオーディションでランウェイ出場を勝ち取った先輩方です。その人達が、A、B、Cでそれぞれの出来を評価されます。今までやってきたことと次回の三次オーディションのウォーキングの評価の全ポイントで結果が決まるというものです。

撮影は、ヨリが20、ヒキが20の合計40枚。
頭の中はもうごちゃごちゃで体も思うように動きません。
他の参加者の方を見るととてもきれいにポージングされるし、そもそもなかった自信など「無」の状態になり「俺は今ここで何をしてるのだ?」ともう一人の自分が頭の中でささやき始めました。が、ここでそちらに流されてはいけないと、これまたテンションを維持しながらやり切りました。

そして気づいたこと

結果は分かりません。
情けないことに今は結果を知りたくないというメンタル 笑
思い出すだけで恥ずかしい気持ちが湧いてくるのは、
期待に応えられなかった」という思い。誰に対しての期待なのか、
それは、応援してくれたみんな、運営側、そしてなにより自分自身です。

それらは次に「ツライ」、「悔しい」という感情を生み出しました。
50歳になって自分自身のことに関してこんな強い感情がまだ出てくることに驚きとちょっとした嬉しさが混ざった気持ちです。

自分が見せたいことと相手が求めることが不一致であれば、自分がどれだけ人間的に魅力的だったとしても「不一致」の溝は埋めることはできない、ということと、努力は報われるためにするものではない、ということに気づきました。

こればかりはどうしようもない。
ただ、大切なのはそれを知ったうえで、ふてくされることなく、やはり努力をし、自分の魅力を磨いていくことしかできないということですよね。

まだこういう経験を積める、まだまだ成長できる。
来週は最終「ウォーキング」。
頑張ります。

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