フリーランスの行く末。
最近よくこんなことを考えてしまいます。
私はこのままどこへ向かうんだろう。
どうなれば成功で、どうなったら失敗なのだろうかと。
もちろん今の私に明確な答えはないし、誰かがくれるわけでもない。
そんな中、何かヒントはないだろうかと考えていたら、ふと大学生時代に聞いたある話を思い出しました。
若い男は、会社を興し、一生懸命働いていた。
お金を貯めて、長期の休みには行きたい所に行き、不自由なく過ごしていた。
ある時、旅先で一人の老人と出会う。
その老人は生涯自給自足の生活を送ってきた。
その日食べる食料だけを、自分で確保していた。
海へ行き魚を釣り、山へ行き山菜をとり、家畜は肉や卵を恵んでくれていた。
そんな姿を見て、若い男は言った。
「どうしてそんな貧しい生活を送っているのですか?若い頃に人並みに働いていれば、人並みの生活ができたのではないですか?」
その問いに対し、老人はこう聞き返した。
「あなたは今、本当に幸せですか?」と。
男はムキになって答えた。
「幸せに決まっている。自分で興した事業も成功し、お金もある!休みの日には行きたいとこに行き、食べたいものを食べている。新鮮なお肉も魚も、野菜だってお金があれば手に入る!こんな私は幸せ以外の何物でもない!」
老人は微笑んだ。
「私と同じですね。」
この話をどこで聞いたかは定かではないですが、考えさせられたのを覚えています。
お金がないから何もできない
という人は
お金があっても何もできない
小林一三さんもそう言っています。
私はお金を得たいのか、自由を得たいのか、何かを成し遂げたいのか。
もう一度精査する必要があると思っています。
後世に残る、「あの人がいたから」一人でも多くの方にそう言ってもらえるように、私は生きたい。
地方にこそ新しい教育を! 地方でも教育を選べる時代へ。 を目指してプログラミング教育、スポーツ教育に携わっています。 ご支援は子供達の教材費に充てたいと思います。