奥田達郎/居場所を育てる建築家

Tatsuro OKUDA/Architect 文化人類学をルーツに持つ建築家 風土、暮らす人々、文化、マチを丁寧に知るところからはじまり 自然・建築・施工・未来のこと、ひとつながりに設計 心地よく楽しい場を育てるように、建築をつくっています

奥田達郎/居場所を育てる建築家

Tatsuro OKUDA/Architect 文化人類学をルーツに持つ建築家 風土、暮らす人々、文化、マチを丁寧に知るところからはじまり 自然・建築・施工・未来のこと、ひとつながりに設計 心地よく楽しい場を育てるように、建築をつくっています

最近の記事

建築家として身銭を切った実験をしている - 清荒神で3軒目

尊敬する建築家さんたちの実験 建築家にとって経験を伴う遊びや、実験はもやは仕事だと思う. 僕と同じく清荒神に居を構えられていた建築家の村野藤吾さんは、河内長野の古民家のわざわざ宝塚に移築.広い敷地の中で、お庭を少しづつ整え、ベースになる古民家の増改築を加え続け、体感を伴う暮らしと建築の実験を行なっていた. 大好きな建築家、中村好文さんもまた自分の別荘となる小屋をつくっている.電気水道といった管を繋げる従来のインフラから離れたオフグリットで自然と共に暮らす居場所. 『a

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    • マチに働きかける暮らし - 清荒神 part 3 「場をひらく」と「INCLINE」

      清荒神にきっかけの場所を「INCLINE(インクライン)」 マルシェイベントを重ねて少しづつお店が増えてきたのは嬉しいけれど、もっと多様なお店ができたらいいのに、という想いがあった. 日常的にマチに人が交流する場は生まれるにはどうしたらいいのか?設計事務所でありお店をできない僕らが、マチに対して日常的に主体的に関わるにはどうしたらいいのか? 友だちで公務員の”チャン”こと平田くんや仲間と話会う中で、清荒神参道に自分たちも場所を持とうか!という話で盛り上がった.自分がお店

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      • マチに働きかける暮らし - 清荒神 part 2 「マーケット」と「参道」

        賑わいが失われつつあった清荒神参道 僕が清荒神に住みはじめた 2015年頃. 阪急清荒神駅〜清荒神清澄寺への徒歩20分くらいレトロな参道商店街には、昔ながらのお店がほどんどだった.しかも、昔ながらの雰囲気のある店々は潰されアパートになったり、普通の住宅になったり、シャッターが閉まったままになっていたり、このまま何もしなければ「ただの住宅地になるんだろうな」と、少なからず感じていたと思う. 住宅地として価値の高い宝塚(清荒神)なのだけど、都市計画法の関係で商業地域(お店をつ

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        • マチに働きかける暮らし - 清荒神 part 1 「住みびらき」と「自邸」

          僕は、宝塚市の清荒神(きよしこうじん)というマチに住み、清荒神で建築設計事務所を主宰している. 学生時代は文化人類学を専攻していたけど、自分とは価値観の違う他者や集団を”知る”、という研究だけではなく、知り合った人やマチの暮らしを豊かにする仕事がしたくて、建築を学び、設計と施工と、場づくりの企画と、イベント企画運営と、シェアハウス運営などなどを行っている. 設計事務所として独立当初、その想いをクライアントさんに知ってもらうには、まずは自分の暮らす場所から!と考え清荒神で自

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          経験をシェアする話

          去年(2021年)くらいから奥田達郎建築舎/設計事務所に、インターンを希望してくれる学生さんが増えてきた. その中で、特にフィーリングの合った一人に今年の春からスタッフとして働いてもらうことになり、今1ヶ月と少し経過した. 初めてのスタッフが新卒だったこと、僕自身の不安もあったけどその不安がポジティブな感情になってきた. チームを育てること、一緒に何かをする仲間と経験をシェアしていくことの豊かさを綴ろうと思う. インターン(オープンデスク)とは 1人で設計事務所をしてい

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          あわいレディオ はじめます!

          あわいレディオ この度、音声配信メディア ポッドキャストをはじめました! たみちゃんこと私 奥田達郎と、清荒神の場作りのパートナーである某市役所勤務の公務員、INCLINE大家のチャンがパーソナリティーになり 【小さい地域の楽しみ方】を考えるラジオプログラムです テーマは「ローカルエンジョイエッブリデイ」 ※関西人なので、小さい"ッ”は重要です ”まちづくり”って言葉はどこか違和感がある 一回限りのイベントしたり、その時限りの補助金政策ではなく 都市開発をしたり、新し

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          人が集う場をつくること

          感染症対策の緊急事態宣言発令2021年1月14日〜 僕の住む兵庫県を含め 新型コロナウィルス感染防止のため 11都道府県で発令されました https://corona.go.jp/emergency/ 感染された方には心からお見舞い申し上げます また、日々感染対策を徹底しながらお仕事をされている 医療従事者の方々、本当にありがとうございます 新型コロナウイルス感染症により 数年前から変化の兆しが見えていた世の中にとって 誰の目にも時代の節目だと感じる状況だと思います

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          面白い人たちと,INCLINE

          INCLINE(インクライン)は,面白い人を集め,面白い人を育て,面白い清荒神というマチをつくる場所,複合施設です. 僕の住む清荒神の衰退していく商店街(参拝道)で,たくさんの人が集い、この場で何かをチャレンジし,人と人を繋いでいます. 駅と清荒神清澄寺というお寺をつなぐ道の中腹に位置し,その参道に面した3階建ての建物です. 1階/レンタルスペース ギャラリー展示,映画上映会,POP UP 飲食店など,様々な使い方ができ,何かを実現したい人がチャレンジできる場です.

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          同じ会話、ふーちゃんの視点

          ※前投稿「noteをはじめるきっかけになった雑談」のふーちゃん(浅井さん)視点の文章です 2020/10/22 @INCLINE 例えば一人旅をして、買ってきたお土産をわたして、写真や動画をみせたりなんかして、旅のエピソードをシェアするなんてことはよくあることだ。 わかりやすいエピソードを共有、共感、いいね!しあうことは楽しい。 けれども実は、そこからこぼれおちているよくわからない何かの中に私にとって大切なものがあることがある。 なんとなくこれが愛おしいというくらいの

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          noteをはじめるきっかけになった雑談

          INCLINEシェアアトリエでの会話 清荒神の参道沿いにあるINCLINEという複合施設の2階 INCLINE SHARED ATELIERでシェアオフィスを運営している シェアメイトのふーちゃんは 主婦さんなのだが、自分のライフワークとしての活動の場として シェアオフィスを使用している 路上観察で自分がおもしろいものを写真で撮りためたり 面白い形の影を集めて、作品づくりをしたり 最近は、その活動がスケッチへと移行したので 「今和次郎の考現学みたいですね」と僕がコメン

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          noteはじめました

          はじめまして,奥田達郎と申します. 兵庫県宝塚市清荒神という小さなマチで,建築設計事務所をしています 建築の仕事をしていますが,大学の学部生の頃は文化人類学専攻しており 建築設計は,大学を休学した2年間を使い昼間は設計事務所でアルバイトをして実務を経験し,夜は夜間の専門学校で,10歳ほど年上の同級生たちと切磋琢磨して学びました. 復学してからは,都市部の古民家が地域社会の変容(農村の都市化)とともにどのように住み継がれていくのかという建築人類学的な研究を行っていました.

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