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ラグビーを始めた高校1年生からトップリーグで引退するまでの19年間(2002~2021年)の体重推移

2002年に高校1年生でラグビーを始めてからの19年間の自分の体重推移のまとめです。

今シーズン(2020-21年)は190㎝105㎏で登録していますが、どれくらい成長したのか。選手名鑑や、試合結果など記録に残っているものから探してきました。

時代が違うので、現在はもっと身体の大きさ、強さが求められます。
現役の学生で、同時期の私と同じくらいの体重の選手は、もう少し食事&トレーニングを頑張った方が良いです。


⇩図を見てみると、

最軽量は17歳の78㎏
最重量は29歳の108㎏

その後は少し減量しているので、最大の変動は12年間で30㎏の増量でした。

選手名鑑等の公式情報は、若い時の方がちゃんと書いていて、最近はまぁ同じで良いかという感じで同じデータとなっています。(サバ読んでるっちゃサバ読んでますね)
なので、ここ数年は105㎏辺りをMAXに下がったり上がったりです。

メインの内容は以上で終わりです。
以下は各年代の事を、少しずつコメントを書いていきます。

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1.高校時代

1年生:不明(多分70㎏台前半)
2年生:78㎏
3年生:82㎏
(出典:茗渓学園ラグビー部ホームページ)

〇1年生の時は、ド素人でメンバーに絡んでいなかったので、記録はなにも残っていませんでした。入学した時は71㎏くらいだったと思います。とにかくガリガリでした。
寮生活をしていたので、食事は結構質素でした。ラグビー部の寮ではないので、一般の学生(女子生徒含む)と同じ量です。空腹すぎて人生で一番カップラーメン食べていました(笑)コンビニで新商品出るたびに食べていましたね。

〇2年生時は、学年が上がる前の新人戦から試合に出るようになりました。ちゃんとプレーしている事もあって少しは大きくなってきたようです。
家族が海外から帰国して通える距離に引っ越してきてくれたので夏休み明けから通学生になりました。これにより寮生活よりも食生活が充実しましたが、通学の為の早起きに耐えられず朝食が疎かになりがちでした。

〇3年生時は、春先まで多少ケガをしていたものの、ほぼ試合には出ていました。春先くらいから、「大学でもラグビーやろうかな」と思い出しましたが、まだ特に増量は考えていませんでした。むしろ高校生にありがちな「絞って筋肉出てる風な方がカッコよくない?」という感じで、豆腐を食べまくったりしてました。ラグビー選手とは思えませんね…。

2.大学時代

1年生:84㎏
2年生:90㎏
3年生:95㎏
4年生:95㎏
(出典:日本ラグビー協会ホームページ試合記録等)

〇1年生
初めて増量の必要性と、増量する為に食べなければいけない量を意識し始めました。「とりあえず毎食3合食べろ。90㎏越えたら世界が変わる」と言われたのはこの時です。
大学は通える距離でしたが、1年生は雑用が多く夜遅くなる事が多いと言われていたので寮に入りました。ただ、こちらも高校と同じく、ラグビー部の寮ではなく学校の寮で、かつ食事は自分で調達するシステムだったので、自炊する時はとにかく米やパスタを大量に食べ、あとは肉と適当に野菜という感じでした。夕飯は近所にたくさんある定食屋で外食ということが多かったです。
試合は、ロックが少なかった事もあり、ほぼ全試合にリザーブでメンバー入りしましたが出場機会はあまりありませんでした。

〇2年生
世界が変わると言われた90㎏に突入です。ただ、最も記憶にありません(笑)
この年からスタメンになりましたが、対抗戦1部のロックで190㎝90㎏なんて今じゃ考えられませんね。
大学でも2年生から自宅からの通学生となりました。ラグビー部唯一の通学生でした。高校生の時よりも食べる量が増えたので親は大変だったと思います。

〇3年生、4年生
ようやく95㎏になりました。結構コンタクトは強くなってきたなーと自覚できるくらいに変化がありました。3年生まではロック一筋でしたが、4年生になって6番や8番をやる機会が増えました。
4年時は授業がほとんどなくて、教育実習と卒論+数個の授業だったので午前中にバイトをいれていました。丸〇製麺でうどんを提供していたので、まかないで毎日うどんと天ぷらでした。カロリー的には頑張っていましたが、タンパク質は全然足りてませんでしたね(笑)
プロテインなどのサプリメントもまだほとんど飲んでいなかったと思います。

3.クボタ入団

〇1年目~2年目の始め
会社の寮に入りました。食事は、朝食は寮or外食、ランチは社員食堂で2食分、夕食はクラブハウスで提供という形になり、安定的に95㎏越えるくらいになりました。そして社会人になりようやくコンスタントにプロテインなどのサプリメントを摂取するようになりました。
トップリーグは開幕戦から出してもらい、まぁ新人にしてはそこそこ頑張ってたかなと思います。他のFW陣が重量級が多かったので、タイプが違う感じで使ってもらえていました。
結局全試合メンバー入りをし、6位で初年度を終えました。
シーズン終了後、スピアーズとしては初めての海外留学制度で、4か月間オーストラリアのキャンベラに行かせてもらい、向こうで生活している間に100㎏越える時もあるくらいになりました。
帰国した時にはほぼ全ての人に「めっちゃでかくなった」と言って貰えるくらい身体の変化がありました。

〇2年目
2年目は留学のおかげもあり、個人的にはかなり成長してシーズンに入れましたが、チーム状況が悪く結果的に自動降格となりました。
チーム成績が悪い中で、メンタル的にもしんどかったのでせっかく大きくなった身体も縮んでしまった気がします。
また、シーズン終了後に7人制代表に呼んでもらい事前合宿から海外遠征まで約3週間走りまくった結果、一気に90㎏くらいまで体重が減少してしまいました。ランの強度&初めての遠征で人見知りを発揮&現地が乾燥しすぎててストレスがやばかった等、色々重なり食べようにも全然食べれてなかったですね。
海外遠征をずっとやっている選手は本当に尊敬します。

〇3年目
ここからキャプテンになりました。
7人制で減少したところから戻り100㎏くらいになっていました。そう考えるとこの年は1年で10kgくらい変動があったことになりますね。
この後は二年かけて5kg増やしていくことになります。

〇5~7年目
この辺りが人生で1番重かった時代ですね。
特に7年目の108kgにする為には、ひたすら食べていました。
チームでも目標の米の量が決められて、どんぶりに各自のグラム数が貼られて、それを食べる。
間食もしまくる。
巨大化した事で、確かにコンタクトは強くなりましたが、最終的にケガをしてしまい減量する流れになりました。

〇8年目以降
MAXでも105kgくらいで、大抵はもっと少ないです。
102~104㎏くらいが多いですね。
最近は外国人選手が増え120㎏くらいがよくいる時代になったので、とても軽い気がしますが、パフォーマンスとケガの状態との関係であまり重くはできないですね。

まとめ

私は5㎏増量するとその身体にフィットするのに丸1年はかかりました。
若い選手は増量しようかなーと考えているなら、なるべく早く増量し始めて自分に合った重さをみつけてほしいです。

「いや、俺は食べても全然増えないんだ」という選手はいると思いますが、残念ながらそれは食べる量が足りていないです。
何をどれくらい食べればいいか、ある程度までの情報は簡単に手に入ります。
頑張りましょう!  


以上
ありがとうございました

いつも読んで頂きありがとうございます。 サポートしてくれて大変嬉しいです。 また頑張れます👍