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2023/05/04 海幸彦山幸彦

鎌倉に戻って来て、久しぶりに家族でゆっくりしています。
天気予報ではあまり良い天気ではなかったですが、実際は快晴で、絶好のゴールデンウィーク日和です。
我が家では、朝早く森戸神社に参拝に行きますが、朝はいつも空いているのですが、今朝は既に混み合っていて、なぎさ橋珈琲店は、長蛇の列でした。
鎌倉と藤野の2拠点して、海の幸と山の幸をそれぞれ満喫させてもらっているなと思います。
日本の土地は、海の幸にも山の幸にも恵まれていて、四季折々の姿を見せてくれる。まさに海幸彦山幸彦のようだなと感じました。(物語の本編というよりも名前の意味で。。。)
日本の神話では、戦争で戦って征服するいうようは話ではなく、地域の有力者の娘と結婚して、その地域を治めるというような話が多かったり、強いものが勝つというよりも、弱いものが、知恵を使ったり、周りの人に助けてもらって最終的に、強いものに対抗するというものが多いように思います。
神話が史実かどうかということよりも、神話を通じて、子孫に何を伝えたいのかが、その民族の大切なことであり、豊かな自然を大切にして、争うのではなく、融和していくことの大切さを伝える日本の神話こそ、今の時代でもう一度見直すべきことなのではないかと思います。
学校教育で学ぶべきかどうかは別として、次の世代を担う子どもたちにもその精神を受け継いでいくような国にしていきたいなと思います。
そしてのその精神の器としては、この豊かな国土、自然環境があってこそだと改めて感じます。
森戸神社さんを参拝して、そんなことを感じました。
現在の天皇家がどうという事よりも、そういう建国神話があって、そこから続いている歴史と文化が連綿と続いているということに価値があり、それこそがサスティナブルなのではないかと感じます。
一方で、現代社会は、経済的に成長を続けないと、サスティナブルではない社会なので、自然の恩恵だけを享受するだけではなく、自然に恩恵を循環させて、成長させるところまでをかんがえて行動しないと、サスティナブルではないのだろうと思います。
まさに、古きを訪ねて新しくを知るだなと思いました。

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