マザーテレサの名言「思考に気をつけなさい」を深堀してみた

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

という言葉、まさに心が自分の運命と密接に関係していることを表す。

心持ち次第で人間どうにでもなるということだ。
吉日凶日を決めるのは人間の都合。

今過ぎている1秒1秒に私たちは思考によって意味付けしている。

1秒をさらに短くするとホンの一瞬。ホンの一瞬によって私たち無限の時間を意味づけをしている。

意味づけは意識するしないに関係がない。

しかしながら、必ず私たちの意志によって行われている。

物事に私以外が存在することがないからだ。

簡単に言うと、何か人に悪口を言われた時に、自分の心持ちで判断するかによって、今と未来は変わる。

これには自由な意志がある。
しばしば相手に言われた言葉に反応する。

反応する自分がいて初めて相手の言葉が意味を持つ。

自分がいなければ何も始まらない。相手の言葉が言葉にならない。

その瞬間の判断に人間の自由意志があり、今と未来を決定づける鍵がある。

そして今この時も自分の思考によって人生の意味づけは続けられている。

世界は常に二十四時間、自分に語りかける。

自分と世界の間に意味が存在する限り、

世界が語りかけない時は、あなたが死んだ時だ。

なぜ私たちは物心ついた時から漠然とした不安を抱えていたのか、
そしてなぜ生きるのか。

私たちの運命は世界のみによって決まるのではない
マザーテレサが「思考はやがて運命になる」と言うように

私の存在と世界の存在によって運命はきまる。

つまり、自分の思考と世界が合致した時に、初めて意味が生まれる。運命が生み出される。

世界の存在のみによって運命は生み出されない。
私のいない世界に運命が存在しないのだから、紛れもない事実だ。

世界に語りかけられる自分の反応の仕方で全てが変わるのだ。

それこそが人生全体で言われる「なぜ、そもそも”私は”生きるのか」の答えだ。

究極的になぜ生きるのかがはっきりすれば、
もっというと
はっきり”しさえすれば”

今、無限に変わらない世界への意味づけが行われる。