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文学 by Tatsumi (sonohigurashi)

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小説や詩などの記事まとめです
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記事一覧

オリジナル掌編小説『少しだけ』

 あれ、なんでこんなことになっているんだっけ。僕は燃え盛る炎の中で、そんな間抜けなことを…

Tatsumi
3年前
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オリジナル曲『夏の雪』×オリジナル小説『雪のように』

一昨日、新たな作品をYouTube及びmonogataryにて公開させていただきました!今回は音楽と小説…

Tatsumi
4年前
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掌編小説『目には見えない』

咲とはぐれた。 正確に言うと、咲がはぐれた、の方が正しい気がするけれど、この際どっちでも…

Tatsumi
4年前
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monogatary始めてみました

こんにちは、 今回はタイトルの通り、monogataryというのをはじめてみました。せっかく小説を…

Tatsumi
4年前
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はじまり

はじまりは、ほんのささいなこと。 言葉ってなんだっけ、人間ってなんだっけ、僕ってなんだっ…

Tatsumi
4年前
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つじつま

Tatsumi
4年前
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誰かが夢と呼んだ世界の詩

夢を見ていたよ。 それは白昼夢、というよりは明晰夢。 僕はたしかにこの足で地を踏み、僕はたしかにこの目で景色を眺めた。 夢の中ではなんでもできるね。 魔法も使えたよ。 いま僕は、夢の中に逃げ込んだまま目覚めなくなってしまった君のことを想っています。 さっき見た夢の中なら、また君が目を覚ましてくれるかな。 でもそれは果たして、君なのでしょうか。 こんなにもたくさんのものに囲まれて生きているのに、 一体なにが君で、一体なにが夢で、 そんなことがすこしもわかっていないんだね。 わ

掌編小説『存在のたしからしさ』

 夜道。十代ぐらいの女の子の泣き声が聞こえた。こんな夜中に女の子が一人で外で泣いているな…

Tatsumi
4年前
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2020/6/1 ミュージカル脚本『霧の島』無料公開

今回はシナリオライターとしてのTatsmiです 脚本『霧の島』written by Tatsumi セイレーンの…

Tatsumi
4年前
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掌編小説『アルカナイの風』

 灼熱。  存在していることが申し訳なくなるほどの暑さが、彼らの周りで大宴会でも催してい…

Tatsumi
4年前
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