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自粛明け1週間の様子

新型コロナウイルスの流行騒ぎから、緊急事態宣言が発令され強制的な”自粛”生活が続くこと2か月。営業を続けていた我々は、クライエントの身体に変化が起きていることを感じており、身体の状態は、かくも生活様式に依存するものだと再認識することが出来ました。環境へ適応しようとする私たちに今、どんな変化が起きているかを書き記しています。

2020年6月8日、感じるのは自粛明けによる身体の変化です。新しい生活環境に身を置くと私たちは適応しようとします。筋トレをすると筋肉が大きくなり身体的な適応が起きる、引っ越しをすると生活環境を整えて新しい生活が軌道にのる、といったことがイメージしやすいかもしれません。これらは全て環境への適応です。

今となっては明確な理由は思い出せないまま、2か月前に緊急事態宣言が発令され生活様式は一変しました。そして身体が適応してきた矢先に自粛生活が終わりを迎え、いまは「新しい生活様式」というスタイルを作っている最中です。

身体症状として

「腰痛」と「足のトラブル」の2つが目立っています。
腰痛が増える原因は別記事でも紹介しますが、「足を使わないから」というのが大きな要因です。身体は足を使うことで全身をうまいこと支えるよう設計されています、しかし通勤がなくなってしまい、足を使う機会は激減しました。この状況では腰や肩など身体のほかの部位に負担がかかるのは仕方がありません。移動距離を増やして足の筋肉が衰えないよう努めましょう。
腰痛に関しては下の記事もご参考にしてくださいね。


足のトラブルは要因をふたつ考えています。ひとつ目は腰痛と同じ筋力低下。身体を支える筋力が低下したことにより足への負担が増加したためです。こちらは移動距離を増やすことで腰痛同様徐々に回復していきます。

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スリッパ履きすぎてませんか?

こちらは盲点な人も多いはずです。踵がないスリッパを履いて歩くと脚を身体の後ろへ蹴り出す動作(股関節伸展)が制限され、足の後側の筋肉を上手く使うことができません。すると脛や太ももの前、太ももの外側、股関節の付け根といった身体の前側にある筋肉を酷使することとなり、前後の筋バランスが崩れてしまいます。

筋肉は骨に付着していますから、身体の前後で引っ張り合ってる筋肉のバランスが崩れると骨にかかる力にも偏りが生じてしまい、これが痛みや足のトラブルの原因になってしまいます。ちなみに近所だからと外出時にサンダルしか履いていない方、踵のないサンダルもスリッパと同じ構造ですよ。。。

しっかり靴を履いて歩こう!

予防するためには外出時はしっかり靴を履く、家の中でもスリッパを履かずに過ごすなど細かなことに注意しましょう。冒頭でもご紹介したとおり我々の身体は生活習慣に大きな影響をうけますので、習慣の中で予防するのが大切です。
すでに痛くなったり違和感を感じている方は一度我々専門家へご相談ください。


自粛生活も明けてまだ1週間、今後も身体に起きている変化を書きとどめて残していきます。この記事を気に入っていただけたらサポートしてもらえると嬉しいです。


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