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本質的な問題提起と解決方法とは?

Bonojour ! ボンジュール!

久しぶりの更新になります!
新学期がはじまりまして、農業政策の授業の比重が高くどちらかというとポリティックス(政治)の授業は比較的減りました。

課題とリーディングは山積みですが毎週自分の欠点を発見したり、新しい知識見解ができているので刺激がたくさんの学期になっています。

そして今回のブログのテーマですが『本質的な問題提起と解決方法とは』にしています。というのも最近読んだあるコラム『分解されるプラスチックバック』を読みました。内容としましてはプラスチックごみによる海洋汚染が課題となる中、植物由来の樹脂で作られ、海の中でも分解されるレジ袋を愛媛県のある企業が新たに開発し、ことし7月にも販売を始めることになったという記事です。

『開発』という意味では新しい発展かもしれませんが本質的に必要なことは『使わないこと』

それがすごく重要だと思ってますしそれにはきちんとした理由と理論があります。2014年のBBOP(生物多様性オフセット)には10原則があり、この組織とルール生態系を守ることを目的としてつくられました。例をあげますとサンゴ礁、森林などからクジラやコアラなど全ての生態系にそれはあてはまります。

このルールは72カ国で採用されていますが、そのなかにはいってにない唯一の先進国が日本になります。これは極めて異例なことで採択されないのには政府側の環境に対しての関心の薄さ。Footprint率の高さからそれは見えます。

※ Footprint とは人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値です。

そしてそれには順番があって、

『使わない』→『使う量を減らす』→『回復、修復』そして生態系への影響を減らして少なくしようとしています。

しかしまだ日本にはそのルールも取り組みもないので実際にヨーロッパや他の先進国に対して遅れをとっています。そしてそれは政府側や企業側の政策だけでなく私たち1人1人の意識のそれにも問題はあります。

まずは『使わない』を心がけるところから!環境問題や農業のことを中心にフランスついてこれからも書いていくのでこれからもよろしくお願いします。

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