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【活動紹介】ひとまる小野ハウス「ボッチャ」

島根県益田市ではボランティアハウスという放課後子ども教室があります。
小野地区ではひとまる小野ハウスと言い、毎週火曜日の15:00~17:00に公民館で体験活動を行なっています。

今回の活動は、ボッチャでした。
小野地区ではいろんな場所(100歳体操、海風遊舎、等)でボッチャをしたことがあるので、触れたことがある子どもが多く、審判ができる大人や子どもも多いです。

01:子どもの姿

宿題中

手動のえんぴつけずりを初めて使う1年生

1男R👦🏻「これ(えんぴつけずり)どうやってやるの?」
サポーター👴「え!使ったことないの?」
CN🧚‍♀️「学校のえんぴつけずりはブーってするやつ(電動)だったっけ?」
1男R👦🏻「そう!」
ということで、手動のえんぴつけずりの使い方を教えました。学校の方が地域より便利なものが揃っていることもあるんだなぁと思いました。(ものによりますが)

自由遊び中

宿題を早く終わった子は小さい部屋でできることをして遊びます。
ただ、この小さい部屋でできること(読書、けん玉等)が限られており"15:30からは大きい部屋で遊んでいい"というルールでしたが、個人的には大人の目があれば宿題が終わった子から大きい部屋で遊んでいいと思っています。なので、私が最初に宿題が終わった子と同じタイミングで大きい部屋に移動してなるべく遊ばせるようにしています。

宿題が終わって遊びに行く前に、私の背中に乗って遊ぼうとする子がいます。低学年だからでしょうか、田舎だからでしょうか、人懐っこい子が多いです。
私はそのままおんぶをして遊びました。
子どもにとっては「おんぶをしてもらえる先生なんだ」という認識を持ちます。「それは先生としてどうなのか?」という声がありそうですが、ここ(学校外)ではセンセイという仮面をあえて外しています。ふれあうことで取れるコミュニケーションがあると思うからです。
ただし、メリハリをつけ、場面(学校や学校外、活動)ごとにダメな時はダメと示します。(発達段階に応じてその判断力がついてきます)

そして次は、「野球やろう」「ドッチボールしよう」等と同時に誘ってきます。
CN🧚‍♀️「私の体は一個しかないから同時にはできないなぁ。」
1男NA「えー!自分のやりたいのをやりたい」
CN🧚‍♀️「じゃあ順番にやろうやぁ。どっちからやる?ドッチはみんないた方がいいよね。みんなまだきてないから野球からやろうか」と促しました。
そして、野球が始まります。私がソフトボール経験者だということを知っている児童は、「先生ピッチャーね!」「いや僕がピッチャーやりたい」「じゃあ先生キャッチャー!」とやってほしい役割を主張してきます。
ある程度遊んで、他の子たちが集まってくるとドッチをやるかなぁと見守っていると、サッカーをしたりバランスボールで遊びだしました。
子どもの遊びはすぐに変わりゆきます。すぐに飽きます。飽きたら別の遊びをしたり、ルールを変えて遊びます。

挨拶

3年生が順番に日直のように挨拶をします。
おやつの時には「いただきます」「ごちそうさまでした」、
帰りの前には「今日はありがとうございました。さようなら」と言います。
今日は帰りの挨拶がすごく気持ちが良くて、サポーターと「今までで一番良かったんじゃない?^^」と話しました。
普段はしゃべっている子がいたり、ランドセルの準備が追いついていなかったりする子がいる中での挨拶をする時もあり、全員の準備が整っている静かな状態で、大きな声で挨拶をするということが意外と珍しいことだということに気づきました。

02:活動紹介

ボッチャ

子どもが15人なので、5人ずつの3チームにくじ引きで分かれました。くじは学年ごとに色を変えて1・2・3年生がバランスよく分かれるように仕掛けています。

03:コーディネーターの動き

教員の心配を引き継ぐ

1担K先生👩‍🏫「1年生でお漏らししちゃう子がいてね。こないだはRさんだったんだけど、他にも心配な子がいるのよ。それで、ランドセルにパンツの予備を入れている子がいるので、知っといてもらおうと思って伝えておきますね」
CN🧚‍♀️「そうなんですね、わかりました!もしそういう場面になったら対応します。」
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CN🧚‍♀️「担任の先生からお漏らしの時はランドセルにパンツを入れている子がいるので、また対応することになったらよろしくお願いします」
サポーター👵「OKOK!前はお母さんに持ってきてもらった子がいて大変だったもんね。そうしてくれると助かるね!」

保護者の声を拾う

サポーターの「子どもの様子を覗いたり、作品を見てほしい」等の想いを知っていたので、最初はお迎えだけで車から出てこられない方が多かったですが、声をかけ続けると雑談をするようになりました。
その中でこんな話をしました。

・「もっと外でも遊ばせて欲しい。」
・「今日の夕飯何にしよう。」
・「なんかええバイトないかな。仕事と家庭以外の刺激がほしい。」
・「中学生の放課後、もっと楽しんでほしい。」

04:おまけ

サポーター👴「先生、祭り待ってたのに〜」
CN🧚‍♀️「私も式年大祭行きたかったんですよ〜。でも予定があって行けんかったです(泣)」
地域のお祭りに来てほしいといろんな人から声をかけてもらったのは嬉しかったです。もうちょっと事前に地域の人と"約束"ができていたら予定を調整して参加できていたかもしれません。

さて、来週もお楽しみに。

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