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【本の紹介】沈黙のWebマーケティング アップデート・エディション

皆さんこんばんは、福田達也です。

本日は自分が読んで良かった本について紹介したいと思います。本日の書籍はこちら。『沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─ アップデート・エディション』です。

読み始めたきっかけ

Webマーケティング関係の仕事をしている時に、同僚の方からWebマーケティングについて勉強するならこれを読んだ方が良いとおすすめいただいたのが読み始めたきっかけです。

実際に評判も高いですし、一回読み始めると止まらなくなって、すぐ読み切ってしまったことを覚えています。

読んで学んだことは、全部すぐに活かせたとは言いませんが、折に触れて思い出したりしながら、今でも使っています。

どういう本?

本書は、ウェブでの集客に苦労している老舗の家具メーカーを、主人公でありWeb集客のエキスパートであるボーン・片桐が指導しながら改善していくという物語です。

Webマーケティングのイロハが、小説と章末の解説の二本立てで進められており、小説を読みながら、中で紹介されていたものは現実世界ではこうなのかと、理解しやすい作りになっています。

書籍は全部で9章構成(第9章は小説のみ)になっていて、主にSEOについての前提から、Webサイトのデザイン、コンテンツの作り方など、自ら情報を発信していくWebマーケティングが項目ごとに学べます。

続き物のストーリーとなっているので、途中だけ読むというのは難しいですが、解説の章末部分はそれぞれ独立した内容になっているので、改めて読み直したいと思った時はこちらを参考にすると良さそうです。

読んでみての感想

まず小説が、少年マンガみたいで面白いです。詳しい説明は省きますが、腕はあるものの辛酸を舐めさせられた主人公が、さらに力や必殺技を手に帰ってくる!

それぞれの必殺技も、「いやいやそんなん実際にないやろ―」と思うようなものばかりですが、ITの地味な絵面を強調するとこんな漢字なんだろうな―とも思います(映画でハッカーが凄い画面をカタカタしているのと同じようなものですね)。

出てくるのも個性的なキャラクターばかりで、次にどうなっているんだろうとワクワクしながら読み進められましたし、主人公以外のキャラクターたちが成長したり、会社がどんどん立ち直って行く姿も燃えるものがあります。

実用書という観点からは、やはり小説とセットというものが理解しやすくて助かりました。実際にWebマーケティングを進めていく上で、立ちはだかる問題、それに対してどう向き合うか、どうやって解決していくか、次に気にするべきことは何か…といった事が、ストーリーを読み進めながら理解できます。ありがちな失敗なんかも含まれているのが、ケーススタディとしても役に立ちます。

総じて、本書は以下のような方々におすすめです。

  • Webマーケティングについて最初から優しく学びたい人

  • Webマーケティングの最近の流行や全体像を掴みたい人

  • 何か面白いサクセスストーリーを探している人

最後に

今回は書籍『沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─ アップデート・エディション』の紹介をしました。

ただ勉強になるだけでなく、楽しみながら読み進められるというのはいいものですね。しっかりと読んだのは結構前になるので、改めて読み直したいと思います。

本に興味があるけれど、いきなり買うのもなぁ…という方は、ストーリー部分がwebで公開されているので、まずそちらで確認するのもおすすめです。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。

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