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チームで働くことの話

我が家のごはん時はNetflixでなにかしら動画を観ています。

昨日観たのは、オバマ大統領退任前1年間を追ったドキュメンタリー映画。

(予告編は日本語字幕が見つかりませんでしたが、Netflix本編は字幕がつけられます。)

日本のトップでさえ、どうやって動いているか知らなかったのですが、大統領にはやはりブレーンがたくさんいてみな博学で、ですが一人一人、自身が得意なところでリーダーを支えていました。

驚いたのは、スピーチの原稿等を任されているBenがまだ30代後半であること。オバマ大統領は退任時55歳の年だったと思うので、一回り下のBenに、大統領としての姿勢を示す大事な言葉選びを任せているのはすごいことだなと思いました。
(Benは原稿作り以外にも様々な仕事を任され、キューバとの国交回復に尽力したチームに欠かせない存在です。)


もちろんBenが作っているのは叩き台のようで、オバマ大統領が直すことも言及しています。
しかしながら、彼はチームの中で大統領に一番近いビジョンを持っていると明言しており、だからこそ自分の書く原稿に自信を持っているとも話していました。(その事は他のメンバーも認めています。)


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昨日はこのドキュメンタリーを観ながら、去年私が仕事でチームに入った時のことを思い出していました。
私がそのチームに合流したのはメンバーの中で実質一番最後で、他の皆さんは全員年上で、経験も一番少なかったのが相まって割と遠慮していました。
提案は(周りがそうだったのもあるけど)出されたものに答えるスタンス。
クリエイティブな仕事と言われればそうなのだけど、線をはみ出さないというか、突拍子もない面白いアイディアを出そうとはしていなくて。
優等生に見られたかったのもあるかもしれません。

一番クリエイティブなのは、責任のあるボスで、実はボスの提案を聞く度、私はボスの考えに一番近いなと思っていました。
でも結局、経験が浅いということもあり、他から頼まれた仕事で私は手いっぱいで、ボスに意見をすることも、みんなの前でボスのアイディアを「私はすごく面白いと思うので」と発展させていくこともできなかったんですよね。


Benのいた場所はたしかにアメリカトップのチームなので、私とは置かれた立場と責任が大きく違うかもしれません。
ホワイトハウスで「年下だから」とか遠慮して働いていたら仕事にならないと思います。
でもそれを私に当てはまらないとは言えません。

チームで働く以上、自分のできること、得意なところを突き抜けてボスを助ける。
一番下、年下だけど、一番下だからこそ頭はやわらかめなはずだし、もう大人なので声の大きさと自分で話すタイミングはコントロールできるはず。

これから先、メンバーとして迎えてくれるチームでは、闘う気持ちで臨むべきだと気づかせてくれる映画でした。

#映画 #ファイナルイヤー #映画レビュー #チームワーク #働き方 #毎日note #エッセイ

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