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カオス(chaos)

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して と申します。
「あの状況はカオスだ!」という表現をよく使うと思います。また、使っている人をよく見かけると思います。しかし、「あの状況はコスモスだ!」という表現はあまり馴染みがないと思います。そんなことを考えながら…

何を突然と思われるかもしれませんが、現代文を学習し始めた高校生は、カオスとコスモスが対義語であることに衝撃を受けると思います。

カオス(chaos):混沌
【1】ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケイオス。⇔コスモス。
【2】特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動。

クイズノック編集長の伊沢拓司氏は「正しくはケイオスだ!」とすかさず修正を入れるのですが(笑)

昨今の日常会話では、いかにも雑然としていてまとまりのない様子や、およそ関係なさそうな要素が無作為に入り交じってるように見受けられる状況を指して「カオスだ!」と用いられることが多いですね。また、混迷する、混迷を極めるという意味で「カオスになる」という風に表現されることもあります。「まじカオス」のように俗っぽく用いられる場合は特に「理解に苦しむ」「狂気じみている」というニュアンスを込めて用いられることも多いです。

コスモス(kosmos):秩序
【1】秩序整然とした統一体としての、宇宙。または、世界。
【2】秩序。調和。⇔カオス。

「コスモ石油!?」というツッコミを入れたくなるのは私だけでしょうか(笑)

思ったことを文字にしていたら(あっ、「記号化」の一種ですね)、カオスな記事が出来上がってしまった。

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