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運動の習慣化その③問題解決できるの?

こんにちは。辰田祐介です。巷では辰兄(たつにい)と呼ばれています。

今日はスモールジム協会で販売している定期講座の収録日でした。初回の収録を終えて、見返してみると「音声が入っていない」という悲劇に襲われてショックで立ち直れない今日この頃です。

さておき、本日は運動の習慣化について思うことの続き(最終回)です。

ここ数日は運動の習慣化に必要な3つの環境について書いています。

近くにある、通いやすい場所にあるかどうかという「物理的な環境」
毎月の支出として適正価格かどうかという「経済的な環境」
これは自分の問題解決になっているか?という「心理的な環境」

本日は3つ目の「心理的な環境」についてです。

「心理的な環境」と書くと難しそうですが要は「行こう!」と思えるかどうかです。

ではどうすれば「行こう!」と思うのか?

ここは「物理的な環境=立地」、「経済的な環境=費用」と重なり合う部分です。3つがトライアングルのように重なって「行こう!」というモチベーションになっているといえます。

もちろんそれだけでなく「心理的な環境」を構成する内的な動機が必要です。その中身は「やせたい、引き締めたい、運動不足を解消したい、腰が痛い、肩が痛い、ストレスを発散したい」など様々。

その様々な動機に対して的確な答えを出せる環境があるか?が肝心です。

自分の問題解決をしてくれる、思った通りに進んでいく、期待できる、このように思っている時は「行こう!」と思えますよね。

フィットネスクラブや体育館の利用が伸び悩む一因はここにあります。

ここに対して受け取った課題への問題解決を図れる企業がこれからの時代は社会から必要とされて生き残っていけます。

ここになんとなく問題を感じながらもスルーしている諸氏。

ソフト(人がいる意味)の力でなくハード(施設の充実度)の力に頼っていては賞味期限というものが必ず訪れます。

今回のコロナ禍で期せずして一気に加速してしまいました。

ただでさえ逓減していたフィットネスクラブの会員数、スポーツの種類によって流行り廃りで浮き沈みする体育館の利用数を見れば当然の結果といえます。

施設の充実度には絞り込みをかけて、ソーシャルディスタンスを確保したうえでトレーナーがいることに価値を感じてもらえるコンセプト。

ここに一定のニーズがあります。習慣化のカギはここにありだと思います。

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